どんなコラム? 職業は科学ライターだけど、毎日お買い物をし、家族の食事を作る生活者、消費者でもあります。多角的な視点で食の課題に迫ります プロフィール 京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動 7月上旬、島根県松江市におうかがいしました。同市八雲町の八雲町地域振興活動団体交流会(やくもネット)の設立記念講演会で、農業におけるリスク管理の重要性について、農薬を事例にしてお話しさせていただきました。 八雲町は、旧八雲村が2005年に合併して松江市となっています。中山間地域ですが、棚田が今も守られ、一方で同市のベッドタウンともなっている人口7000人の美しいまちです。そこで活動する29の団体・施設が連携して地域おこしをしていくために今年3月に産まれたのが、やくもネットです(松江市八雲町ポータルサイトようこそ八雲へ)。 私は
島根県隠岐の島町卯敷の卯敷海岸に体長1・3メートルの深海魚「サケガシラ」が打ち上げられているのを14日、隠岐の動植物に詳しい広島大学非常勤講師、野津大さん(67)=同町卯敷=が見つけた。 野津さんよると、サケガシラはフリソデウオ科に属し、太平洋や日本海の水深200〜500メートルに生息。銀白色の体は扁平(へんぺい)で眼が大きいことなどが特徴で、大しけの後などに、ごくまれに沿岸に漂着することがあるという。 野津さんは午前9時半ごろ、海岸生物の調査中に岩場のくぼ地にいたサケガシラを発見。海岸まで浮上してきた理由については「生態には謎が多く、原因は分からない」と首をかしげている。 卯敷海岸では2004年にも、体長1・46メートルのサケガシラが漂着している。 ('12/02/14 無断転載禁止)
ウシのような形や色から、島根県・隠岐諸島で「ベコ」と呼ばれる軟体動物・アメフラシが、地元の海岸で産卵し始めた。卵は黄色っぽく、縮れた毛糸のような形で、さながら海の中にラーメンが漂っているよう。 アメフラシは海に住む貝の仲間で、隠岐諸島では6~7月頃に海中の岩場などに卵を産む。卵は触ると弾力があり、普段は岩などにひっついているが、しけの後には海岸に打ち寄せられる。 島で野生生物などの観察を続ける環境省自然公園指導員の野津大さん(67)(隠岐の島町卯敷(うずき))は「岩場で独特の姿を見つけると、初夏の訪れを感じる」と話している。(佐藤祐理)
浜田市沿岸の松原湾で、真っ白なナマコが見つかった。26日夕、浜田、江津両市にまたがる水族館アクアスが引き取り、珍しい海の生き物の仲間に加わることになった。 白いナマコは体長約20センチで、素潜りでナマコ漁をしていた浜田市長浜町の漁業、笹田卓さん(27)が発見。形は食用となる一般的なマナマコと同じだが、茶褐色のアカナマコや青っぽいアオナマコなどのマナマコに見られる模様や斑点がない。アクアス魚類展示課の藤田剛志さん(33)によると「色素変異の個体」で、たまに見つかるという。 笹田さんは「めったにない経験。見つけた時は、『気持ち悪いな』『とても食べられないな』と思った」と話した。 アクアスは過去に見つかった白いナマコ数匹を、藻場の生き物の水槽「海中林」で飼育、展示しており、新たな仲間を歓迎している。 【詳しくは本紙紙面をご覧ください】 ('11/02/27 無断転載禁止)
島根県隠岐の島町で24日、日本固有種の天然記念物、ニホンヤマネの捕獲に、関西学院大の湊秋作教授(58)=動物学=が成功した。本州、四国、九州、隠岐島後(隠岐の島町)に分布するニホンヤマネだが、離島の隠岐では独自の進化を遂げた可能性もあり今後、遺伝子調査を行い、謎の多い生態や進化の過程などを解明する考えだ。 湊教授は、国の許可を得て全国各地でヤマネの調査を実施し、同町では12年前から捕獲用の巣箱を複数の山林に設置。今回、捕獲したのは1匹で、体長8センチ、体重15グラムのオス。背にヤマネの特徴である黒い線が入っている。隠岐最高峰の大満寺山(標高608メートル)のふもとに設置した巣箱に住みついていたという。 ヤマネは夜行性で、主に樹上で行動し、冬眠もする。環境省のレッドリストでは準絶滅危惧種。同町では住民の目撃例は近年にも何度かあるが、捕獲しての学術調査は今回が初めてという。 25日に他の
松江市上乃木10丁目の松江総合運動公園で、オレンジ色のモグラが見つかり、散歩で通りかかった同市大庭町の会社役員、福島光悦さん(49)が携帯電話内蔵のデジタルカメラに収めた。 突然変異による色素欠乏が原因とみられ、安佐動物園(広島市安佐北区)は「生きたまま目撃される例はほとんどなく、極めて珍しい」と話している。 福島さんが2日早朝、園内を散歩中にガサガサという音に気付き、散策道の側溝をのぞき込んだところ、オレンジ色した体長20センチほどのモグラがいたという。 「すぐにモグラだと分かった」と言う福島さんは「珍しい色をしていたので撮った。帰ってインターネットで調べてみたら、希少だと分かり驚いた」と話した。 同じような色のモグラ標本を所蔵する安佐動物園などによると、モグラは胸から腹にかけてだいだい色の液体を分泌する腺があり、この分泌液の影響で希(まれ)にオレンジ色に”変身”するらしい。
日本海(Sea of Japan)に面した島根県の沖泊港(Okidomari Harbour)で、雌のカイダコを持って潜水する研究者のジュリアン・フィン(Julian Finn)氏(2010年5月20日配信)。(c)AFP/Japan Underwater Films/Yasushi Okumura 【5月23日 AFP】オーストラリアの研究者が、熱帯から温帯の広い範囲の海に生息するタコの1種、カイダコの雌が持つ殻の役割が分かったと発表した。 カイダコの殻は、卵がある程度の大きさになるまで保護する育房(いくぼう)だというのが最も一般的な見方だったが、捕食者から身を守るには薄すぎるため、何百年も前から生物学者を悩ませてきた。 メルボルン(Melbourne)のビクトリア博物館(Museum Victoria)の研究者、ジュリアン・フィン(Julian Finn)氏は19日、海面付近で殻の中に
1 ミドリフグ(福島県) 2010/05/17(月) 23:52:06.98 ID:PtOIDFku ?PLT(12352) ポイント特典 出雲市大社町宇竜の磯で17日、同市灘分町の会社員、須谷宏幸さん(29)が、体長90センチ、重さ9・9キロのマダイを釣り上げた。自己ベストの大物を手に「味わったことのない手応え」と喜びをかみしめた。 須谷さんは同日午前5時から、宇竜港の東3キロの磯を訪れ、たるかご3点仕掛けでオキアミをえさに釣りを開始。当たりがあったのは3時間後で、「引きが止まらなかった」。大物と確信し、15分がかりで引き揚げた。 釣り歴15年の須谷さんは、従来72センチのタイが最長で、「思った以上の大きさにびっくり。いろいろな料理で味わいたい」と笑顔。渡船のごんげん丸船長・木村佳弘さん(72)も「最近にない大物。自分のことのようにうれしい」と喜んだ。 山陰中央新報 http:
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