概要 C#はオブジェクト指向と呼ばれる考え方に基づいて作られています。 C#に限らず、最近のプログラミング言語のほとんどがオブジェクト指向に基づいた設計になっています。 では、このオブジェクト指向とはいったい何なのでしょうか。 ここではそのオブジェクト指向というものについて話をします。 ( ある機会に、 ここでの説明の概要を PowerPoint プレゼン化したものを作ったので、参考までに → 「オブジェクト指向プログラミング概要」。 ただし、言語は C# じゃなくて C++ になっています。 ) ポイント プログラムを作るときにはまずデータ構造を決める。 オブジェクト指向: データ構造を中心に考える。 データ構造は、中身を隠す(カプセル化する)と、必要なところだけ見えて分かりやすい。 継承と多態性という概念もあります(後々説明)。 手続きとデータ構造 「基礎」で話をしてきた、代入文や条件