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mp4を直接配信じゃダメなの? 実のところこんな真似しなくても mp4 形式の動画ファイルを <video> タグにセットすれば簡単に動画配信はできます。 しかし、これには結構デメリットがあってユーザーの事を考えるなら HLS 形式での配信をしたい所です。 mp4は再生もシークも遅い mp4だと無駄なネットワーク帯域を消費する 簡単にダウンロード保存されてしまう 良くも悪くも mp4 は一本のファイルを配信するためか、疑似ストリーミングでも再生が始まるまで遅くシークで固まりやすいのが難点です。 トラフィックデータを計測して HLS と mp4 を比較してみると、同じ位のセッション数でも mp4 の方が無駄にトラフィクが流れていたようでした。 mp4 -> HLS に切り替えた後は体感的にも早くなり、トラフィク量も削減できたので本格的にやるなら HLS を採用したいなと個人的には思います。
背景 ECSでNginxのコンテナをプロキシとして立てたところ、APIサーバのアクセスログのクライアントIPがNginxのコンテナIPになっていたのでその修正をしたのがきっかけです。 環境 Nginx 1.10.2 Docker1.12.1 構成 Client -> ELB -> Nginx -> API という構成とします。 ネットでよく見る情報 set_real_ip_from 172.31.0.0/16; real_ip_header X-Forwarded-For; を追加する、とか proxy_set_header X-Real-IP $remote_addr; proxy_set_header X-Forwarded-For $proxy_add_x_forwarded_for; を追加する、とかどれがどれだか分かりにくいので1つ1つ説明していきます。 用語説明 remote_
最近まで、SSL暗号化通信は「あると好ましい機能」という程度にしか考えられていませんでした。そのため、安全なのはアプリのログインページだけというサービスが数多く存在していました。 しかし、状況は良い方向へと変化しています。現在では暗号化は必須と考えられ、ほとんどの開発者が導入を義務付けています。また、巨大検索エンジンGoogleでは、SSLの導入が検索結果の順位を決定する要因にさえなっています。 しかし、SSLが広範に普及しているにも関わらず、セキュアなWebサービスを構築することは、未だに面倒で、時間がかかり、エラーの原因になりやすいと考えられています。 最近この分野では、 Let’s Encrypt が、SSL証明書をより広く普及させ、Webサイトのセキュリティ維持に係るワークフローを大幅に簡略化しようと取り組んでいます。 強力なWebサーバNginxや、他のハードニング方法と組み合わ
こんにちは。 インフラチームの野島(@nojima)です。 チームのメンバーに nginx の設定について気をつけるべき点を共有するために、レビュー観点を書きました。 せっかくなのでここで公開します。 ほとんどの項目は自分やチームのメンバーの実体験に基いています。 レビュー観点 server server_name が他のやつと被っていないか。 listen する IP アドレスが同じ場合、server_name で区別できないといけない。 TLS を使う場合、SNI をサポートしないクライアントでは TLS 用の設定が default_server のものが使われる点にも注意。 TLS を使う場合、listen ディレクティブに ssl オプションを書いているか。 location location のマッチの順番に注意 正規表現の location は前方一致の location より
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