国対委員長に就任後の初仕事は、総選挙後の特別国会の段取りを決めるための与野党国対委員長会談です。常任委員長室という国会議事堂の中でも格式が高い部屋で、与野党の国対委員長が勢ぞろいです。 自民党の森山裕委員長、公明党の大口善徳委員長、立憲民主党の私、希望の党の笠浩史委員長(後に泉健太委員長)、民進党(衆議院の会派は無所属の会)の平野博文委員長、共産党の穀田恵二委員長、社民党の照屋寛徳委員長、自由党の玉城デニー委員長、日本維新の会の遠藤敬委員長。 選挙後の初めての会談は、ニュースでいっせいに報道されました。与野党の代表者がソファーに座り、大きなテーブルを挟んでにらみ合う。報道のフラッシュがバシバシたかれる。読者の皆さんもテレビで見たことのある光景だと思います。 この初日のニュースはとくに女性からの反響が大きく、私自身、驚きました。 「政治の構図が変わったと実感した」 この声には、2つの意味があ