香川県さぬき市に本拠を置く牧場運営の「有限会社大山牧場」は、10月1日付で事業を停止し事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入ったことが明らかになりました。 1949年に創業の同社は、百貨店やスーパーを主な取引先として、飼育するジャージー牛から採れる牛乳や、それを加工したチーズ・ヨーグルト・デザートなどの製造・販売を主力に事業を展開し、地元では「うしおじさん」の愛称で広く知られていました。 しかし、新型コロナウイルス感染症の影響による売上の減少で業績が悪化すると、その後は飼料や燃料代などのコスト上昇で採算が悪化したため、資金繰りの行き詰まりから事業継続を断念し今回の措置に至ったようです。 負債総額は約1億円の見通しです。 「国内倒産」の最新記事 山形の建設業「菊池建設」が自己破産申請へ、負債4億円 (24/10/10) 山形県天童市に本拠を置く建設業の「株式会社菊池建設」は、10月9