温泉は腸内細菌に影響するか?温泉の泉質と腸内細菌との相互作用とは? / Credit: canva温泉大国である日本には全国どこにでも温泉がありますが、その泉質は含まれる化学物質の種類や濃度によって以下の10種類に分けられます。 単純泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉、硫黄塩泉、二酸化炭素泉、含鉄泉、酸性泉、含よう素泉、硫黄泉、放射能泉。 (それぞれの泉質の特徴や温泉地はこちらから) これらの泉質が体のケガや持病に異なる効能を持つことは知られていますが、一方で、健康な人の体にどんな影響があるのかはよく知られていません。 そこで研究チームは、心身の健康と密接に関わっている「腸内細菌叢」に焦点を当てて調査を行いました。 泉質ごとに異なる腸内細菌が増加!調査地には、2000以上の温泉源を有し、日本で最も多様な温泉がある別府温泉地(大分県)を選びました。 この調査は2021年6月から2022年7月にかけて
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