先日の「【緊急考察】大地震の前兆か!? 続出する動物の異常行動」で、異常な行動をとる動物たちの現状をお伝えしたが、昔からナマズやネズミなどが不穏な動きを見せるのは地震が起る兆候だという話がまことしやかに伝えられている。これはある種の動物だけが持つ神秘的な予知能力なのか? あるいは人間には感知できない自然環境の変異に対する反応なのか? ――地震前に見せる動物たちの行動に今回、世界で初めて科学者のメスが入った。 ■地震の8日前にネズミの姿が消えた! 英アングリア・ラスキン大学のレイチェル・グラント博士、SETIのフリードマン・フロインド教授、ブラジルの地震研究機関(CRAAM)のジャン・ピエール・ロウリン教授らの研究チームが先頃「Physics and Chemistry of the Earth」に発表した論文は、大地震の前に起った動物たちの行動の変化を解説している。 分析の対象となったのは
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