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ブックマーク / hirokimochizuki.hatenablog.com (8)

  • 上野千鶴子氏の発言を読んで思ったこと。 - 望月優大のブログ

    上野千鶴子氏の中日新聞紙上での発言が話題になっていました。炎上と言ってよいかと思います。上野氏の発言はこちらで全文読むことができます。Togetterもできていました。 この国のかたち 3人の論者に聞く|考える広場|朝夕刊|中日新聞プラス 上野千鶴子「日人は多文化共生に耐えられないから移民を入れるのは無理。平等に貧しくなろう」 - Togetterまとめ 上野氏の発言を簡単にまとめます。カギカッコの中は引用です。 日は今転機にある。最大の要因は人口構造の変化。 人口を維持するには自然増か社会増しかない。自然増は無理だから社会増、すなわち移民の受け入れしか方法がない。 したがって、日には次の選択肢がある。「移民を入れて活力ある社会をつくる一方、社会的不公正と抑圧と治安悪化に苦しむ国にするのか、難民を含めて外国人に門戸を閉ざし、このままゆっくり衰退していくのか。」 「移民政策について言う

    上野千鶴子氏の発言を読んで思ったこと。 - 望月優大のブログ
    rarasongjing
    rarasongjing 2017/02/13
    諦めたらそこでおしまいですね。人間は考える葦である。考えることは出来るわ。考えれば案がでてくる可能性も・・・・・・
  • 難民受け入れ等に関するトランプ米大統領令「米国への外国人テロリストの入国から国民を保護する」について - 望月優大のブログ

    1/27日金曜日に署名された米大統領令について情報を整理しておきたい。トランプ大統領の就任以降、毎日のように大統領令が出されているが、その一つについてである。 シリア難民の受け入れ停止やシリアを始めとする7カ国の人々に対するビザの発給停止など様々な措置を含むこの大統領令には “Protecting the Nation From Foreign Terrorist Entry Into the United States.” というタイトルがついている。日語にすると「米国への外国人テロリストの入国から国民を保護する」となる。 大統領令の英語全文がNew York Timesにアップされている。大統領令の日語全訳はまだ目にしていない。 この大統領令にはINA (Immigration and Nationality Act ; 移民国籍法) やU.S.C. (United States

    難民受け入れ等に関するトランプ米大統領令「米国への外国人テロリストの入国から国民を保護する」について - 望月優大のブログ
    rarasongjing
    rarasongjing 2017/01/29
    いくらアメリカファーストといっても無謀過ぎるわ。難民全部がテロリストという見方は酷い。マララさんの声も届かないのでしょうか・・・・・・
  • トルコというダムは決壊するのか - 望月優大のブログ

    いまトルコについて考えることは質的なことである。 トルコについて考える経験を通じて、自由民主主義を奉じる先進諸国に生きる人々は、自分たちの暮らしがどんな基盤に拠って立っているのかを理解する。それはひどく脆弱な基盤であり、少しの変化で動揺してしまうほどのものだ。 そして、いままさにその基盤が危機にさらされようとしている。 直接的に言えば、今年の3月に結ばれたEU-トルコ間での合意によってトルコ経由でのEU諸国への難民流入が大きく抑制されていたのだが、その合意自体が現在危機に瀕している。 Migrant crisis: Turkey threatens EU with new surge - BBC News トルコ大統領「移民に国境を開放」、加盟交渉渋るEUに脅し | AFPBB News この記事ではその危機について書いていく。 「EU-トルコ間合意」の成立と動揺 難民の「ダム」としての

    トルコというダムは決壊するのか - 望月優大のブログ
    rarasongjing
    rarasongjing 2016/11/26
    問題はシリアなのにそこは解決できず。トルコダムが決壊したら恐ろしい。難民条約を尊重するドイツは難しい立場ですね。もっとトルコに世界が注目すべき。
  • 「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと - 望月優大のブログ

    「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」 コンゴのデニ・ムクウェゲ医師の講演を聞いて、この言葉が今も頭に残っています。その背景にどういう意味、そして社会的な構造があるか、自分に理解できた範囲で共有できればと思います。 デニ・ムクウェゲ医師 ムクウェゲ医師はコンゴ民主共和国(DRC ; Democratic Republic of Congo)の医師でノーベル平和賞の命とも言われています。コンゴの現状を伝えるアドボカシーのために世界を回っており、その途上でいま日に来ています。10/4に東京大学で行われた講演会を聞きに行ってきました。 デニ・ムクウェゲ医師講演会:コンゴ東部における性暴力と紛争鉱物 | イベント | 東京大学 ムクウェゲ医師及びムクウェゲ医師の日招聘に尽力された方々によるアドボカシー活動にほんの少しでも貢献できればと思い、このエントリを書いています。 米川正子氏に

    「性器の傷跡を見ればどのグループの仕業かわかる」デニ・ムクウェゲ医師がコンゴの紛争資源と組織的性暴力について語ったこと - 望月優大のブログ
    rarasongjing
    rarasongjing 2016/10/05
    ムクウェゲ医師の語りを沢山の人に拡散しないと。現実を知らないということは悲しいこと。
  • 会ったこともない誰かの言葉 - 望月優大のブログ

    自分にとってはやっぱりラッパーだったり哲学者だったり、そういう人たちの言葉がほんとに大切なんですよね。会った事がなくても、同じ時代に生きていなくても、や映像、音源を通じて、スタイルとか、価値観とか、教えてもらえるというか、模範を見せてくれる。遠く遠く離れた自分にこの人の言葉が届いているということに、大きな大きな感動を覚えるんですよね。この感動を紡いで紡いで人間たちはこれまでやってきたんだと思うし、メディアの形がどんなに大きく変わっても、そのこと自体は変わらないと思う。だから、会ったこともない人の言葉を何回も聞いて何回も読んで、そうしてもらった勇気を自分の言葉に混ぜ返して、今日も明日も誰ともわからない誰かに向けて吐き続ける。人間たちはこれまでもそうやってやってきたし、これからもきっとそうやってやっていくに違いない。Keep Fresh。古いものが新しく、会ったこともない人が一番近くにいる。

    会ったこともない誰かの言葉 - 望月優大のブログ
  • コミュニティって言葉にもやもやする。次回PizzaXの告知に代えて。 - 望月優大のブログ

    コミュニティという言葉を聞いてワクワクする人もいればもやもやする人もいるんだろうと思うのですが、私はどちらかというともやもやします。 いきなり何を言い出すのか。実は、自分も主催の一人として不定期に開催しているPizzaX (ピザックス) というイベントの次回のテーマがコミュニティなんです。正確には、地域コミュニティのためのテクノロジーというテーマです。 今日はその告知をしたいのですが、自分自身がコミュニティという言葉になんとなくもやもやしていて、イベントが始まる前にそのもやもやとここで少しでも向き合っておこうと思いながらこのエントリを書いています。 いくつか文脈があるのかなと思っています。例えば、国家や市場と区別される市民社会 (civil society) という文脈で捉える人もいるでしょう。あるいは、都市的で普遍的、言い換えれば脱歴史的で無色透明な人権というアイデアにもとづくリベラリズ

    コミュニティって言葉にもやもやする。次回PizzaXの告知に代えて。 - 望月優大のブログ
  • 富める国の不平等。稲葉振一郎『不平等との闘い』を読んで。 - 望月優大のブログ

    一般の方で稲葉振一郎先生のことを知っている方はあまり多くないかもしれませんが、これを機にぜひ知っていただきたいと思う学者の方です。特筆すべきは、経済学、社会学、政治理論など様々な学問領域を架橋する学際性、加えて専門性を落とすことなく一般の人でも読める文章・ストーリーに転換していく構成力だと思います。 そして、最新刊『不平等との闘い ルソーからピケティまで』もそうした稲葉先生らしさが存分に発揮された快作でした。トマ・ピケティ『21世紀の資』のベストセラーも記憶に新しいですが、近年経済学の内外で「先進国」における格差や貧困が理論的・実証的に取り組むべきテーマとして浮上しているというのです。 学問的な議論を離れても、長引く不況のなかで子どもの貧困や奨学金の返済問題、保育士・介護士の待遇問題への注目が集まったり、年金不安や生活保護へのバッシングなど、国内の経済格差、不平等に関するテーマへの関心は

    富める国の不平等。稲葉振一郎『不平等との闘い』を読んで。 - 望月優大のブログ
    rarasongjing
    rarasongjing 2016/05/23
    富める国の不平等。稲葉辰一郎さんを知らなかったです、読みたくなりました。
  • 名門大学の卒業生に向けてオバマが語ったこと。 - 望月優大のブログ

    オバマ大統領が名門ラトガース大学の卒業生に贈ったスピーチが素晴らしかったので紹介します。既出の報道ではトランプ批判的な文脈が強調されていましたが、それを差し置いてもとても良い内容でした。40分超のスピーチを全文取り上げるのは難しいので、後半部分から3つのパートだけ紹介します。※文脈とりづらい箇所は文意を変えない範囲で削っています。(全文はこちら) (White Houseより) 統治者の資質と市民の資質。知性について。 トランプ現象に暗に言及しているパートの一つです。ただ、統治者や政治家だけでなく、一般の市民について語っているところがオバマ大統領らしいと思いました。 事実、エビデンス、理性、論理、科学の理解。これらは良いものです。これらは政策をつくる人々に私たちが求める資質です。そして、これらの資質は、市民としての私たち自身のなかで、ずっと耕し続けたい資質でもあります。それは明らかだと思い

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