第1話「ブービー・トラップ」 西暦1999年7月、突如宇宙から異星人の宇宙戦艦らしき物体ASS-1(AlienStarship-1)が地球に飛来し、地上に甚大な被害をもたらしながら南アタリア島に落下した。この事件を契機に、地球統合政府の樹立が構想される。7年におよぶ反統合軍との統合戦争が終結し、すでに地球統合政府が設立されている西暦2009年から物語ははじまる。 ASS-1は人類の手によって修復され、2009年2月、地球統合軍宇宙艦隊所属SDF-1(Super Dimension Fortress-1 / 超時空要塞)マクロスとして晴れの進宙式をむかえた。式典のさなか、ASS-1のフォールド(超時空航行)反応を追跡して地球付近にあらわれた異星人(ゼントラーディ軍)の戦艦にたいしてマクロスの自動防衛プログラムが作動し、地球統合政府の思惑とは裏腹に主砲を発射、先導艦2隻を撃破する。この先制攻撃