韓国・ソウル市の南に住む57歳のトラック運転手、イ・ジョンチョルさんは、政府から40万ウォン(約3万5000円)の新型コロナウイルス対策の給付金を受け取るのに1分しかかからなかったと話す。 韓国の280万世帯は給付金の受給に全く時間がかからなかった。申請しなくても自動的に銀行口座に振り込まれたからだ。 一方、東京都世田谷区では、10万円の特別定額給付金を申請しようとする数百人の人が区役所の外で何時間も並ばなければならなかった。これらの人の多くは、本来なら自宅で完了するはずのオンライン申請を行おうとしたが、暗証番号の再設定は窓口でしかできないため、行列に並ぶことを余儀なくされた。
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