『「ズバ抜けた結果」を出す人の行動習慣』(坂本幸蔵著、日本実業出版社)の著者は、大学卒業後にサイバーエージェントに入社し、ネット広告販売で月間1億円以上の売上を生み出すなど数々の実績を残した人物。入社2年目にして子会社であるCAテクノロジーの最年少役員を務めたのち2010年に独立し、現在はITベンチャーのリッチメディアを牽引しています。 本書は、抜群の行動力を持つ著者が経験のなかから身につけた「45の行動習慣」を紹介した書籍。きょうは、第3章「失敗を恐れない思考法」に焦点を当ててみたいと思います。 失敗が怖いのは「ズームイン」のせい ビジネスパーソンは、成功体験を重ねて自信を持っている人と、成功体験がなく自信の持てない人の2種に分けられると著者はいいます。そしてそれは、「ズームイン」「ズームアウト」の概念で説明できるのだとか。どういうことでしょうか? 自分を過小評価しているのは、過剰にズー