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ブックマーク / davitrice.hatenadiary.jp (3)

  • アシュリー治療と「人間の尊厳」に関する、ピーター・シンガーの文章 - 道徳的動物日記

    2016 - 11 - 27 アシュリー治療と「人間の尊厳」に関する、ピーター・シンガーの文章 生命倫理 倫理学 www.nytimes.com 今回紹介するのは 倫理学 者の ピーター・シンガー が2007年のニューヨーク・タイムス誌に掲載した記事。日では「アシュリー事件」として有名な、アシュリー・Xに対する治療について肯定的に論じた記事である *1 。 尚、この記事が掲載された5年後の2012年にも、シンガーはアシュリー事件に関する記事を英国のガーディアン誌に掲載している。議論の趣旨は変わっていないが情報がアップデートされているので気になる人はこちらも読んでほしい *2 。 「便利な真実」 by ピーター・シンガー *3 ある若い女の子の身長と体重を通常以下に抑え続けるためにホルモン治療をして、彼女の子宮や乳房が発達しないようにそれらを切除するということは倫理的であり得るだろうか?こ

  • 「アイデンティティ・リベラリズムの終焉」by マーク・リラ  - 道徳的動物日記

    http://www.nytimes.com/2016/11/20/opinion/sunday/the-end-of-identity-liberalism.html 今回紹介するのは、ニューヨークタイムスに掲載されたマーク・リラ(Mark Lilla)の記事。リラは政治科学者兼歴史学者であるらしく、政治的立場としては左派であるようだ*1。今回の大統領選挙の後では、アメリカでは「アイデンティティ・ポリティクス」という単語とそれを批判する言説を目にする機会が増えており、この記事もそのような言説の内の一つ。 「アイデンティティ・リベラリズムの終焉」by マーク・リラ アメリカが多様性のある国になったことは自明である。そして、その多様性は眺めていて美しいものでもある。他の国から訪れた人たち…特に、異なる民族集団や信仰を取り入れることに困難を抱えている国から訪れた人たちは、アメリカ人たちがそれを

    「アイデンティティ・リベラリズムの終焉」by マーク・リラ  - 道徳的動物日記
  • 「植物は痛みを感じるか? 生物学者に訊いてみた。」 - 道徳的動物日記

    アメリカのVICEというwebページに掲載された、植物学者のダニエル・チャモヴィッツ氏へのインタビュー記事を私訳。 チャモヴィッツ氏の著書は翻訳もされており、植物が痛みを感じるかということや植物への倫理的配慮などの論点は160ー164ページにて触れられている。 www.vice.com 植物は痛みを感じるか?生物学者に訊いてみた。 (訳注: 記事の冒頭では、アメリカの中絶論争と、胎児が痛みを感じるかどうかという議論について軽く触れられている) …しかし、感じることが確実にできる存在とは何なのか、私たちは知っているのだろうか?少なくとも、植物学者のダニエル・チャモヴィッツ氏によると、植物は感じることができるらしい。チャモヴィッツ氏はイスラエルのテル・アビブ大学の生命科学部の学部長で、『植物はそこまで知っている』というを書いている。 私たちは、植物が感じることができるもののなかに痛みが含まれ

    「植物は痛みを感じるか? 生物学者に訊いてみた。」 - 道徳的動物日記
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