5日に始まったNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」の初回の平均視聴率が18.9%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。劇中の主要舞台である関西地区では23.0%を記録しており、初回は「西高東低」が顕著となった。 ビデオリサーチによると、関東地区の初回の平均視聴率では、歴代大河ドラマで「平清盛」(平成24年)の17.3%に次ぎ、過去10年で2番目に低い数字だった。昨年の「八重の桜」は21.4%。 「軍師官兵衛」は戦国時代の武将、黒田官兵衛の生涯を描く53作目の大河ドラマ。播磨国(兵庫県)などが主要舞台となっており、初回は官兵衛が元服する場面までが描かれた。