「家事育児をシェアしてくれる夫に感謝」 盛んに鳴り響くカメラのシャッター音に、緊張とぎこちなさは隠せなかった。11月29日に首相官邸で行われた辞令交付式。なにしろ明治18年の内閣制度創設以来、初の女性首相秘書官の誕生だ。安倍晋三首相から「人使いが荒いと思うが、よろしくお願いします」と激励され、「よろしくお願いします」と答えた声はか細かった。 東京都出身の53歳。昭和59年に旧郵政省(現総務省)に入り、主に情報通信畑を歩んだ。インターネットのプロバイダーに中傷記事を削除させる「プロバイダー責任制限法」の立法に携わった経験などを生かし、官邸では情報通信、少子化、女性政策を受け持つ。 首相の情報発信を担う広報も担当の一つだ。とはいえ、もともと控えめな性格。平成16年から約3年半務めた東京都世田谷区副区長時代の評判は、職員の話をよく聞いた上で判断する「聞き上手」なリーダー。いつもにこやかで、誰に対
医療法人徳洲会グループからの5000万円の資金提供が明るみに出た東京都の猪瀬直樹知事。問題が発覚した11月22日午前のぶら下がり取材、22日午後の定例会見、23日の都総合防災訓練後のぶら下がり取材、そして、26日午前の緊急会見と、公の場で経緯を説明したが、疑問氷解にはほど遠いのが現状だ。この間には、集まった報道陣をまき、あたかも逃げるかのように公用車で走り去る局面もあった。しかし、430万票超という国内選挙史上最多得票で当選した知事だけに、疑問には丁寧に答える姿勢が望まれるところだ。ツイッターでのつぶやきは停止中、都政情報のリツイートすらない状態で、身上としてきた情報発信力にも陰りがみえる。つぶやきがないため、11月22日(金)~11月28日(木)までの猪瀬知事の動きを紹介します。
ある米国人数学者が中国を訪問した際、天才と呼ばれる小学生に会った。数学者は簡単な問題を出した。 「あるデパートが火事になった。500人の客のうち100人が自力で脱出し、50人が消防隊員に救出された。さて、死者は何人か」。小学生はほとんど考えずに答えた。「10人!」 「残念だ。君は算数をあまり知らないようだね」。そう話す数学者に小学生が切り返した。「あなたは中国という国をあまり知らないようですね」 中国のインターネット上で流れている小話で、いつも事件や事故の死者を過少に発表している中国当局を皮肉ったブラックジョークだ。山東省青島市の住宅地の近くで11月22日、石油の輸送管の大規模な爆発事故が起きた。当局は死者50人超と発表しているが、インターネットでこの数字を信用する人は少ない。「写真などで現場の惨状を見る限り、死者は数百人以上」とみる人が多い。
宮崎北署は27日までに、出会い系サイトで知り合った男性に、女子大生を装って結婚をほのめかし現金約600万円をだまし取ったとして詐欺などの疑いで、宮崎市下原町、無職、山元照子容疑者(55)=別の詐欺罪で公判中=を再逮捕した。 逮捕容疑は、平成22年1月~ことし9月、出会い系サイトで知り合った兵庫県の20代男性に対し、九州の国立大医学部の女子学生になりすまし、「結婚まで考えています」などとメールで連絡を取り合い、約150回にわたり現金計約600万円を銀行口座に振り込ませた疑い。 宮崎北署によると、山元容疑者は娘の名前を使い、メールには若い女性の写真を添付し、「母親に(男性との)交際を反対され、仕送りを止められた」などと現金を要求。母親のふりをして「交際を認めない」と電話をかける工作もしていたという。
専属運転手だった男性(43)を殴って軽傷を負わせたとして、警視庁麻布署は22日、傷害容疑で、インターネット関連会社「フリーエージェントスタイルホールディングス」の与沢翼会長(31)=東京都港区=を書類送検した。同署によると、「右ほほを触っただけ」と容疑を否認している。 送検容疑は9月26日午前2時45分ごろ、港区西麻布の路上で、専属運転手だった男性が指示された駐車場所を通り過ぎたことに激高し、男性の顔を平手で殴り、全治2週間の軽傷を負わせたとしている。 与沢会長は飲食店で酒を飲んだ後、別の飲食店に向かう途中だった。男性は同月30日に同署に被害届を提出しており、「駐車場所を修正しようとしたら『ここで降りる』と言われ、ドアを開けたら『寝ぼけてるのか』と言われて殴られた」と説明しているという。 フリー社はネット上で売り上げなどに応じて報酬を支払う「アフィリエイト広告」で業績を伸ばし、与沢会長は「
文部科学省が平成23年度に実施した高校の海外への修学旅行実態調査で、渡航先の「台湾」を「中国」と合算していたことが13日、わかった。同省は今年4月、合算により中国への渡航者数は2万2千人に達し、米国の2万6千人に次ぐ2位とする結果を公表。ところが、自民党国会議員の指摘を受けて台湾を別に算出したところ、台湾は1万2千人、中国は9千人と逆転していたことが判明した。 文科省は昭和61年度から2年に1回、「高校等における国際交流等の状況について」として海外修学旅行の渡航先をまとめている。従来は台湾と中国を分けて集計、公表していた。過去の渡航者数をみると、平成16年度は中国が1万4千人に対し、台湾が1千人で中国が上回っていた。 その後、中国における反日運動の高まりや、悪化する大気汚染などを背景に、渡航先を台湾に選ぶ学校が相次いだ。20年度は中国1万1千人、台湾8千人と差が縮まった。 ところが、東日本
優れたデザインを表彰するグッドデザイン賞について、審査委員会が平成25年度の大賞(内閣総理大臣賞)候補に選んだネット検索大手グーグルの地図サービス「グーグルマップ」の表彰に政府が同意しなかったことが7日、分かった。同賞を所管する経済産業省は大賞の要件を満たさなかったと説明しているが、グーグルマップが竹島(島根県隠岐の島町)の表記を韓国語名の「独島」とするなど領土問題で不適切な対応をとっていたことが影響したとみられる。 政府の同意が得られず、大賞が該当なしとなったのは初という。グッドデザイン大賞は候補の中から、審査委員らによる投票で1位を選出し、政府側が承認する仕組み。今回の1位は2752票を獲得したグーグルマップだった。 経産省は「2位と得票数に際だった差がなく『極めて顕著な功績』という大賞の要件に該当しないと判断した」としている。 グーグルマップをめぐっては、竹島の韓国名表記のほか北方領
田村憲久・厚生労働相(48)が今年5月、医療法人徳洲会副理事長(当時)の鈴木隆夫氏ら徳洲会グループの最高幹部4人と東京・赤坂の料亭で会食していたことが7日、関係者の話で分かった。現職閣僚が監督業界に当たる医療法人の幹部らと料亭で会食するのは極めて異例だ。 関係者によると、会食があったのは5月17日頃。徳洲会側からは、鈴木氏と特定医療法人沖縄徳洲会の安富祖久明副理事長、医療法人徳洲会の佐藤耕造専務理事ら4人が出席したという。 徳洲会グループは当時、7月に控えた参院選に向けて全国の病院組織を使い、園田修光・元衆院議員(56)=自民党から比例全国区に出馬し落選=の支援活動を展開していた。会食の席で園田氏の選挙に向けた支援活動のことも話題になったという。 鈴木氏は当時、徳洲会グループ創始者の徳田虎雄氏(75)に次ぐナンバー2で、虎雄氏の退任に伴い10月12日、医療法人徳洲会などの理事長に就任してい
東京外国語大(東京都府中市)は7日、国際社会学部の学生が、不正に取得した他人のIDとパスワードを使って学内のシステムに不正アクセスし、学生59人分の成績などを盗み見ていたと発表した。 大学は10月下旬に警視庁に相談。警視庁は不正アクセス禁止法違反の疑いで捜査をしている。 大学によると、この学生は、IDとパスワードを入力すると、自分の成績や講義の時間割などを見ることができる学内の「学務情報システム」を偽装したフィッシングサイトを作成。10月24~26日、偽サイトへの誘導メールを国際社会学部の学生ら222人に送信し、アクセスした学生のパスワードなどを入手していた。 大学は、機能を充実させた新しい学務情報システムを10月1日に稼働させたばかりだった。
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