日本におけるロボティクス産業は、製造や流通の業務効率化を実現した産業用機械の分野や、ソフトバンクロボティクスの「Pepper」に代表されるコミュニケーション分野においてめざましい発展を遂げている。その中で、医療・ヘルスケアの分野でロボティクスはどのように活用されており、またどのような可能性を秘めているのだろうか。 メドピアがこのほど開催したヘルステックのグローバルカンファレンス「Health 2.0 Asia - Japan 2017」において、「日本のモノづくり~ロボットの進化~」と題したパネルディスカッションが行われ、藤田保健衛生大学 総合消化器外科の教授である宇山一朗氏とメディカロイドの代表取締役社長である橋本康彦氏が登壇。また、MICOTOテクノロジーの代表取締役社長である檜山康明氏、トヨタ自動車のパートナーロボット部長である玉置章文氏、オリィ研究所の代表取締役である吉藤健太朗氏が