約260万年の人類の歴史の中で、人類が太り始めたのは約1万年前の農耕革命からなのだそう。農耕が始まったことにより人類の食事内容は激変。食料は備蓄できるようになり、一部の人には肥満が生まれ、また、急速に変わった食べ物は人類の遺伝子に合わず、平均寿命が約40年から約20年に半減してしまったのだとか。 そこに着目した医師、崎谷博征氏がこのほど刊行した「肉・魚が食べ放題の原始人食ダイエット」によると、「食事を狩猟・採集時代のものに戻せば、人は太ることはない」のだそうで、この食事法を実践した著者は2週間で5kgやせて健康になったそう。また崎谷氏の指導により高血圧や糖尿病、アトピー、リウマチなど、多くの病気で改善例が出ているという。 では「原始人色」とは何なのか。それは肉類や魚介類に加え、野菜や果物をたくさん摂取し、逆に炭水化物は減らし、脂質や菓子、加工品は食べないという食事法だ。これまでの健康的な食