〜「1日に10回デプロイできる環境があること」が「DevOpsが出来ていること」の証明〜 DevOpsとは、開発担当者と運用担当者が協力しソフトウェアライフサイクルやビジネス価値の創出を改善する活動である。 しかし、その定義自体があいまいなこともあり、「何を実現することがDevOpsなのか」という理解は人によって様々である。国内でも、数年前から流行の兆しを見せているが、本当の意味でDevOpsを理解し、実践できている企業はいくつあるのだろうか。 「日本ではツールだけを導入して DevOps を導入したことになっていることも多い」と語るのは、米Microsoftの牛尾 剛 さんだ。DevOpsのエバンジェリストとして、導入支援やイベントの開催などを行い、技術的な側面と組織的な側面の両方から正しく理解させるための活動を行っている。 前編の今回は、DevOpsが生まれた背景から、本質的に理解して