フィリピン・マニラのケソンにある刑務所内の監房から外をのぞく受刑者(2016年7月18日、資料写真)。(c)AFP/NOEL CELIS 【12月7日 AFP】フィリピンの捜査当局は6日、先月、ロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領から違法薬物の取引に関与していると名指しされていた町長が刑務所の中で射殺された問題で、当時市長は監房内で無防備な状態だったとする調査結果を発表した。銃撃戦の中で射殺されたとする警察当局やドゥテルテ大統領の主張とは矛盾する状況になっている。 米連邦捜査局(FBI)に相当するフィリピン国家捜査局(NBI)によると、地元警察は先月、監房内にいた無防備な状態の、中部レイテ島(Leyte Island)アルブエラ(Albuera)のローランド・エスピノサ(Rolando Espinosa)町長および同じ監房内にいたラウール・ヤップ(Raul Yap)