ウィルコムは、同社の新音声端末として、東芝製折りたたみ型端末「WX320T」を7月上旬に発売する。約6年ぶりのCarrots端末の復活となる。 「WX320T」は、アンテナを内蔵した東芝製の折りたたみ型音声PHS端末。PHSの高度化通信規格である「W-OAM」をサポートする。 東芝では、スタイリッシュなデザインかつ、ビジネスでもプライベートでも使えるフレンドリーな端末を目指したという。このため、アンテナ内蔵とともに手に収まりやすい形状を採用し、ボタン部がドーム上に隆起した「でかキー」を搭載した。また、側面部も片手で端末が開きやすいような形状にしたという。 トピックとなるのは、ウィルコムの音声端末初となる赤外線通信機能の搭載だ。同機能では、アドレス帳や撮影した画像データ、プロフィールといった情報を赤外線で送受信できるというもの。他社の携帯電話でも一部機種を除いて送受信が可能となる。 ディスプ