前回までは、複数のLDAPオブジェクトデータをエクスポート/インポートする(バルクインポート)ツールとして、csvdeやldifdeを紹介しました。これらのツールは大量のアカウントを同時に作成/変更することに最適化されており、個々のオブジェクト情報の検索や変更を行なうのは得意ではありません。今回は個々のオブジェクトデータを直接操作するコマンドを紹介します。 DS*コマンドとは DS*コマンドは、個々のLDAPオブジェクトを検索/表示/変更/移動/削除するコマンド群の総称となります。目的に応じて異なるコマンドを利用します。目的別コマンドのリストを表1に示します。 表1 DS*コマンドの一覧
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