Google ChromeやMicrosoft Internet Explorerといった主要ブラウザは、セキュリティ強化のため2020年上半期からTLS1.0/1.1の接続無効化の対応を進めています。「TLS」は、ネットワークにおけるデータ暗号化の仕組みで、暗号化プロトコル「SSL」の後継規格として2000年前後に発足し、現在TLS1.3までリリースされています。TLS1.0/1.1を利用している場合、Webサイトに接続できなかったり、安全な通信ではないことを示す警告が出てしまったりするため、ユーザは正常にアクセスが出来なくなることが想定されます。自社サイトのユーザビリティやPV数を下げないためにも、サーバ管理者は早急にTLS1.2への移行を検討すべきでしょう。ここでは、TLS1.0/1.1を使い続けるリスクや、1.2へ移行した場合のメリットについて解説します。 TLSとは何か? まずT
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