クリックするだけで毎回同じ処理ができるバッチファイルは、PCを活用する上でとても便利です。さらにタスクスケジューラと組み合わせれば、Windowsの操作を自動化することもできるのです。今回はWindowsコマンドプロンプト上で動くバッチファイルの作り方から、タスクスケジューラの設定の仕方まで、Windows10を例にとってご紹介したいと思います。
対象OS:Windows 10/Windows 11、Windows Server 2012/Windows Server 2012 R2/Windows Server 2016/Windows Server 2019/Windows Server 2022 ファイルのコピーやバックアップ、システムの設定変更、連続するツールやコマンドの実行、フィルタ処理など、コマンドプロンプト上でいつも決まった処理を手動で繰り返していることはないだろうか? そのような場合、Windows OSではそれらの処理を「バッチファイル」にまとめておくと、同じ手順を簡単に繰り返し実行できるようになる。 ただ、バッチファイルには固有の(クセがあるといってもいい)機能や制限などが幾つかあり、慣れるまでは細かい所でつまづきがちだ。 そこで本Tech TIPSでは基本的なバッチファイルの作成/利用方法についてまとめておく。
バッチファイル基礎文法リファレンス 目次 はじめに 基礎 数値 文字列 配列 連想配列 制御文 関数 ファイル入出力 正規表現 糖衣構文 注意 参考 付録 改版履歴 2010年 2月11日 初版 2010年 2月13日 遅延環境変数展開を追加 2010年 2月14日 糖衣構文を追加 2010年 3月 2日 特殊な変数展開を追加 2010年 3月11日 文字列の抽出を編集 はじめに バッチファイルとは コマンドプロンプトを起動すると、コンソールにプロンプト(C:\>) が表示され、コマンドの入力を促されます。ユーザーはキーボード からコマンドを入力することで、いろいろな処理を実行することが できます。これを「コマンドコンソール機能」と言います。 しかし、決められた処理を実行するために毎回同じコマンドを一つ 一つ入力していくのは面倒です。 そのため、実行するコマンドをあらかじめファイルに書いて
今はもうOSに標準でPowerShellが搭載されている時代です。Windows 2000世代からはWSHが標準搭載されバッチファイルから解放されました。Windows 7, Windows Server 2008ではPowerShellが標準搭載されWSHからも解放されました。.net frameworkも使いつつオブジェクト指向のスクリプトが書ける、そんないい時代になりました。めでたしめでたし…とはいかないのがこの業界です。残念ながら最新のOS上でいまだにバッチファイルを書かなければならない仕事、未だに仮想化されたWindowsNTの面倒を見なければいけない仕事などが存在するのが現実です。 バッチファイルでは実際のところ相当生産性が低いのですが、そんな中で異彩を放つコマンド”for”。その名前からはただの繰り返しコマンドに思えるのですが、実は恐ろしい力を秘めています。実際の所バッチファ
15/March/2013 同僚と喋っていて急遽思いついたので、社内で初心者向け勉強会をしました。 これだけPowerShell云々言ってますが、仕事ではまだまだバッチも書いており…ぐぬぬ。 今更バッチ感はありますが…まぁ…いいのでは? スライドの紹介 さっくりとこのような感じで。 えっと、バッチの書き方、処理のあれこれというより、構文やコマンドのあれこれとなっています…。 配列ネタみたいな変な書き方はまた今度ね! forに関しては、色々なパターンを実演しましたが、^| などの利用を見せれず… まぁバッチが何かからだったのでいいかなぁとも思いますが… なるべく簡単なサンプルも混ぜたので、参考になれば幸いです。
バッチのまとめTOPへ Windows上の処理を自動化するプログラムが,BATファイルである。 「コマンドプロンプト」上での手作業を省略し,自動実行できる。 Windowsが存続する限り,BATファイルはなくならないだろう。 バッチ・プログラミングの需要は,何があろうとこの先生きのこる。 このWindows 10の時代でもそうだ。 BATは,MS-DOSの時代から長く使われてきた。 そのため,各コマンドに関する個別のノウハウや情報は多い。 だが,実用的なノウハウを体系的に整理したものは,あまり見かけない。 そこで以下では,BATをコーディングする際の良質なパターンを列挙する。 (0) BATプログラミングの特徴 (1) BATファイルの雛型 (1−1) 冒頭と末尾のテンプレート (1−2) 反復して実行可能に (2) バッチの構造化 (2−1) ルーチンの分割 (2−2) 実行ファイルや実
概要 この記事は Windows の「バッチファイル」ついて、 あまり一般的でない変な切り口で説明しています。 バッチファイルは MS-DOS の頃から存在し、 互換性を維持したまま Windows とともに進化しています。 この記事では、過去と互換性の無い新しい機能をむしろ積極的に使って、 書きやすく読みやすいバッチファイルを書くための知識を紹介したいと思います。 動作に必要な条件は正確には調べていませんが、 Windows 2000 以降で動作すると思います。 バッチファイルとは バッチファイル (Batch File) とは、 一括して実行したい処理の内容を書いたファイルを指します。 バッチファイルに連続して実行するべき命令をあらかじめ記しておくと、 後で記述した命令を「再生」できます。 この仕組みは定型的な命令を手軽にかつ確実に連続実行するのに役立ちます。 MS-DOS は UNI
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