欧州日産は18日、『マイクラ』(日本名:『マーチ』)に新型スーパーチャージャーエンジンを搭載すると発表した。スーパーチャージャーといえばスポーティなイメージがあるが、このエンジンは環境性能の高さが売りだ。 新型エンジンは「DIG-S」と呼ばれ、直噴1.2リットル直列3気筒ガソリンをミラーサイクル化したもの。ミラーサイクルは熱効率が高いというメリットを持つが、高出力化できないという欠点を持つ。それをカバーするために、スーパーチャージャーを採用する。 エンジンスペックは、最大出力98ps、最大トルク14.5kgmと、1.2リットルでありながら、1.5リットル自然吸気並みの性能を発揮。最高速は180km/hに到達する。フォルクスワーゲングループがエンジンのダウンサイジングを積極的に推進しているが、日産の新エンジンも同様の性格を持ったユニットなのだ。 また、日産が「ガソリン車で世界最高レベルの環境