桑名川地区で足立市長(手前左)から避難指示の状況について説明を受ける阿部知事(中央)=29日午前9時14分、飯山市照岡 飯山市照岡の井出川流域で発生した大規模な山腹崩落で、阿部守一知事は29日午前、土石流が下った下流域や、避難所となっている市岡山地区活性化センターを視察した。足立正則飯山市長は、土石流対策として桑名川砂防ダムにたまった土砂の早期撤去を要望。阿部知事は対策を急ぐ考えを示した。同センターの避難者は仕事などで不在のため、面会しなかった。 阿部知事は、井出川に架かる市道「羽広大橋」から川の状況を視察。大橋の下流にある桑名川砂防ダムは目視では確認できなかったが、足立市長は「土石流で土砂や流木がたまっている。取り除いていただきたい」と求めた。 下流の桑名川地区では、市が避難指示を出している4世帯(14人)の住宅を確認。同センターでは3世帯5人の避難者が寝泊まりする部屋を視察し、区役
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