タグ

ブックマーク / d.hatena.ne.jp/king-biscuit (8)

  •  「ポチ」の魂 - king-biscuit WORKS

    小泉首相以来、政府を「ポチ」と揶揄する向きがあります。アメリカの政策に何でもかんでも追従、まるで犬がしっぽを振るように媚びて見せるから、という皮肉が込められているようですが、安倍首相もまたこの「ポチ」路線として見られている。忠犬ニッポン、果たしてそれでいいのか、と。 対米独立、民族自決、というなつかしいスローガンを思い出します。心意気は頼もしい。ただ、それはそれとして、現実的な問題としてそのような人たちはならば、日のどのような「自立」を想定しているのでしょうか。安全保障は? エネルギー問題は? 糧輸入は?……素人がちょっと考えただけでも、日が日という国だけで「自立」する、ということはそんなに単純じゃないことがわかる。また、同じ人が政府を「ポチ」と揶揄しながら、「地球市民」で国境を越えた連帯、も呼びかけたりするから、事態はなおのことややこしくなったり。 親米=「ポチ」と言いたがる人た

  •  「論壇」の行き着く先 - king-biscuit WORKS

    ● おい、この期に及んであんまりみっともない真似するんじゃねえ、と挨拶がわりに、まずは一喝。『諸君!』休刊に代表される、昨今の「思想」「言論」誌周辺の総崩れに対するメディアの舞台での侃々諤々、に対してであります。 たかが雑誌のひとつやふたつ、つぶれたところでいまさら何が珍しいもんですか。まして昨今のこの状況、活字中心に推移してきた「戦後」の情報環境が何十年ぶりかで大きく変わりつつある転形期真っ只中のこと、チンケな雑誌どころか、テレビや新聞までひっくるめて、そこら中で既存のメディアが白亜紀末の恐竜のようにバタバタ斃れてゆくかも知れない過程もまだようやく始まったばかり。そんな雄大な時代の流れの中のひとコマ、という程度のことに過ぎません、とりあえずは。 なのに、いつも考えなしに騒いでみせるのがメディアの手癖。新聞を始めとした各方面のメディアが、単なるストレートニュースのみならず、ことさらに深刻ぶ

  •  年寄りということ - king-biscuit WORKS

  •  本当の2007年問題とは - king-biscuit WORKS

  • 石坂啓、許すまじ - king-biscuit WORKS

    仕事がらみで、妊娠・出産関係のや雑誌を読むことが少なくない。少なくないと感じるほど、たくさん出ているということだろう。 それらは、個々の持ち味によってというよりも、どうやら子供を産むという体験についての報告、予習、マニュアルとして読まれているらしい。なるほど、それはよくわかるし、その意義も十分認める。妊娠・出産にしても、あるいはセックスや“死”にしても、もはや「そういうものだから」「みんなやってきたことだから」というだけでわけのわからないままに受け入れることを、誰しも納得しなくなっている。その程度にこの国の人間は面倒なものになっているし、何より、「豊かさ」とはそういう面倒なものを前向きに抱えこむ度量を持つことでもあるはずだ。 しかし、だ。個々のにもやはり質がある。水準がある。芸のあるなしだって当たり前にある。まして、世に流布される書物としては、いくらなんでもあんたこりゃないだろ、

  •  民主党以前/以降 - king-biscuit WORKS

  •  いなか、が存在する - king-biscuit WORKS

  •  雁屋哲、「海外在住」のもの言い稼業 - king-biscuit WORKS

    ● 暖簾に腕押し、糠に釘、どう言葉を尽くしたところでまず絶対に蛙のツラに小便。そんな物件相手に四つに組むことほど、心萎えるものはありません。お題に頂戴した雁屋哲などまさにその代表。これまでも各方面からさんざっぱら槍玉にあげられてはきてますが、ご尊は何ひとつ変わりなく平常運転なまま。ある意味盤石な恥知らずっぷり、は、もはやあっぱれですらあります。 もの言い稼業としての雁屋哲と言えばオーストラリア、つまり「海外在住」がまずは看板。自分が今現在日でなく「外国」にいる、という認識と自覚のもとに何かもの申す、なのが芸風であり売りでもある。もちろん日語で、ということは、日人が標準である環境に対して、です。 前世紀末このかたのweb環境の充実によってもたらされた恩恵数あれど、実は意外に見過ごされているというか、少なくとも正面から意識されてないのが、これら「海外在住」な方々の発言やもの言いが容易に

  • 1