みなさま、こんにちは。JGAS鹿児島航空機整備センター・整備担当です。 先日、当センターで(株)ゼロエンタープライズジャパン様よりお預かりしている零戦のプロペラの取り外し作業を受託しました。 プロペラ先端にダメージを発見したため、アメリカで修理を行います。 この「零戦里帰りプロジェクト」については、下記Web Siteをご覧ください。 https://www.facebook.com/zrosatogaeri 零戦は1940年代の飛行機。なにしろ”耐空性審査要領”という「航空機はこんな設計でなければならない」といった内容の書かれた設計基準ができるよりずっと以前の、しかも軍用機ということで、なかなか貴重な体験でした。 この零戦のエンジンとプロペラは、オリジナルの栄エンジンと住友プロペラではありませんが、寸法はよく似たものなので、「往年の零戦もきっとこんな風に作業したのかな?」と、少しノスタル
![星型エンジン用のプロペラ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f0a24f38d7dd2734c3df01611847c3a3c37550e8/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Fwww.jgas-aircraft.co.jp%2Fdcms_media%2Fimage%2Fz150312-04.jpg)