【ZAITEN5月号インタビュー全文公開】「〝授業をサボってばかり〟竹中平蔵に媚びる東洋大学」船橋秀人 2019年4月 8日 1月21日、東洋大学構内に「竹中平蔵による授業反対!」という立て看板を設置し、竹中平蔵、及び大学に疑義を唱えるビラを配った東洋大学文学部哲学科4年(当時)の船橋秀人。しかし、ものの10分で大学職員に連行され、2時間半に及ぶ事情聴取を受けた。そこでは退学を示唆するような圧力を加えられたという。行動を起こした経緯といきさつ、また竹中平蔵、および東洋大学に対する思いを聞いた―。 竹中平蔵は小泉純一郎政権下で新自由主義的な構造改革を推し進めた張本人です。労働者派遣法改正で非正規雇用は増加し、若者の生活はより厳しくなりました。その張本人がインタビューでぬけぬけと「若者には貧しくなる自由がある」などと嘯き、自らはちゃっかり人材派遣会社会長に収まっている。ただ己の私腹を肥やすため