11月30日午後、ソウル光化門に集まった人々が「尹錫悦を拒否する第3回市民行進」を行っている=キム・ガユン記者//ハンギョレ新聞社 「尹錫悦(ユン・ソクヨル)を拒否する」「キム・ゴンヒ特検法を再議決せよ」 週末の夕方、肌寒さに雨まで降り始めたソウルの都心で、10万人(主催側推算)にのぼるろうそくの行列が、大きな叫びとともに進み始めた。レインコートを羽織り厚着をした市民たちは、一方の手にはろうそく、他方の手には「尹錫悦を拒否する」と書かれたプラカードを持って、大統領の「拒否権」で蝕まれた民主主義の危機について各々の立場から懸念を示した。 尹錫悦大統領が(夫人の)キム・ゴンヒ特検法に3度目の再議要求権(拒否権)を行使してから迎えた最初の週末の11月30日夕方、参与連帯や民主社会のための弁護士会、全国民衆行動などの主な市民社会団体が立ち上げた「拒否権を拒否する全国非常行動」は、ソウル光化門(クァ