タグ

ブックマーク / komachi.hatenablog.com (8)

  • MS-IMEは中国開発ってホント?〜入力や変換のミスを減らすことが、MS-IME 2007の正しい学習のために効果的 - 武蔵野日記

    IMEは中国開発ってホント? 修正プログラムで賢くなった? Office IME 2007 6の疑問という記事を発見。Q2 のところ、以前も書いたように Q2 日語IMEの開発は中国で行なわれているって当? A2 日語IMEの開発は、日で行なわれている。同社インプットメソッド テクノロジー シニアマネージャの佐藤良治氏によると、IME 2007以前のプロトタイプ開発の際には、日だけでなく米国レドモントと中国北京にあるMicrosoft Researchとの共同作業が行なわれたという。それが誤解して伝わっているようだ。 日でのIME開発は専任チームを置いて、ほかのアプリケーション開発と同じように独自に行なっているという。IME開発は日のほかに、韓国中国台湾にチームがあって、各言語に依存しない要素(OSとのインターフェースなど)の開発は、これら4チームによる共同作業で行なわれ

    MS-IMEは中国開発ってホント?〜入力や変換のミスを減らすことが、MS-IME 2007の正しい学習のために効果的 - 武蔵野日記
  • 若手研究者に求められる「独創性」とは - 武蔵野日記

    @shichiseki さんが奈良に来ているというので砂原研に遊びに行く。@naomi_te さんや@yoppy3 さんらといろいろ話す。「独創性」とはなんぞや、という話をしてみたり……。 今年度の前半に書いた2の申請書に対する評価を考えてみて、先日紹介した「科研費獲得の方法とコツ」を読み返しつつ先月4研究費の申請書を書き、気がついたことがあった。特に「独創性」が弱いと指摘されていたので、このの「独創性」に関するところを何回も読んだ。曰く、 独創性とは何か 「独創的な点」を示せとあるので,この項目の最後に「研究はきわめて独創的であると言える」と書く人が意外に多いのだが,「独創的」という言葉があまりに陳腐になるので避けた方がよいと思う.[中略] 若手研究者に多くあるのは,図3-11のような文章(引用者注: 実際に申請して落ちた研究費申請書の例が図に書かれている)だ.このようにストレー

    若手研究者に求められる「独創性」とは - 武蔵野日記
  • エンジニアを幸福にしないヤフーというシステム - 武蔵野日記

    @nokunoさんのYahoo! JAPANを退職しましたという記事を読む。いまはタイトルに「翻訳」と書いてあるので紛らわしくないが、最初は「すわ id:nokuno さんがとうとう辞めたか?!」と釣られたものである (笑) 内容を読んでみると「まあ、そうだろう」という感じで、そんなに目新しいことが書いてあるわけではない (が、Yahoo! JAPAN の労働環境について知らない人が読むと「え、Yahoo! ってそんなところだったの??」とびっくりするかも)。著者も断っているが、これはアメリカYahoo! のことではなく、日Yahoo! JAPAN のことであり、Yahoo! JAPAN は外資系の会社ではなくコテコテの日企業である (それが悪いと思うかよいと思うかは人次第)。 (2010-10-31 追記) Yahoo! JAPAN の環境がそんなによくないのは My New

    エンジニアを幸福にしないヤフーというシステム - 武蔵野日記
  • 新卒でアメリカの大企業に就職するたった一つの方法 - 武蔵野日記

    これは去年 Apple Inc. で日本語入力周りの開発のインターンシップをしていた立場上、一言言っておかなければならないのではないかと思ったので一言。就活で成功するために必要なたった一つのこと −アップル社社員にインタビューだそうだが、ちょっと誤解を与えそうな記事なので、補足したい。 記事自体は Apple Inc. に務める日エンジニアの人たち4人にインタビューした内容のようで、Apple のことを誉めている内容ではあるのだが、気になるのは以下の部分。 ―技術力や思考力はもちろん、そういう人と関わる力も非常に重視されるんですね。そのような人材を選ぶのは並大抵のことではないと思うのですが、アップルの採用プロセスはどうなっているのでしょうか? ◆新卒はあんまり取らないね。僕も中途だし。新卒を取るのは、ほぼインターンを通してかな。工学系の優秀な学生が3カ月〜一年ぐらいのスパンでインター

    新卒でアメリカの大企業に就職するたった一つの方法 - 武蔵野日記
  • 情報系の研究を始めるにはまず国際会議の論文をたくさん読むこと - 武蔵野日記

    毎週金曜日 NAIST は入試説明会というのをやっていて、オープンキャンパスでなくても説明会を受けられるのだが、その参加者が「松研を見学したい」ということなので、1時間ほど応対。入試について説明してくれるこの説明会とは別にいつでも見学会という制度もあり、こちらで申請して行きたい研究室を直接見学する人もけっこう多い(ただし、入試についての情報はあまり得られない)。ちなみに、自分の大学での仕事(いわゆる雑用)の一つはこの「いつでも見学会」の申請者の集計なのだが、毎日のように見学会の申請者がいるので、なかなか大変である。もっとも、集計自体はメールが来たら記録するだけなので、1件数分の作業ではあるが。 見学に来てくれた人は自然言語処理の研究室の人だそうだが、松先生があいにく出張中だった(残念)ので、自分が研究テーマの説明をしたりなんだり。偶然近くにいた katsuhiko-h くんに説明をお願

    情報系の研究を始めるにはまず国際会議の論文をたくさん読むこと - 武蔵野日記
  • 研究の仕方を教えることでなにが教えられるか - 武蔵野日記

    実は昨日紹介したよりこちらののほうが紹介したかった。 大学論──いかに教え、いかに学ぶか (講談社現代新書) 作者: 大塚英志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/03/18メディア: 新書購入: 5人 クリック: 168回この商品を含むブログ (46件) を見る「新しい大学(学科)を作る」という話が詰まった一冊。題材は神戸芸術工科大学という新しい大学の漫画に関する学科を立ち上げるという話なのだが、自分が元々文系出身だったこともあり、民俗学専攻の筆者の学部時代の話もとてもおもしろい。とはいえ、やはり見所は「学部の4年間をどのように教えるか」。 筆者の答えは、まず1年目はどのように描くかをひたすら叩き込む。それも、細かい小手先の技術ではなく、ストーリーを持った作品を、そのように描く必然性を理解させて描く、というもの。次に、2年目はとにかくオリジナルなものを描かせる。1年目にオリジ

  • 博士で身につけるべき研究力とは穴埋め問題の作成能力 - 武蔵野日記

    研究室生活 基礎文法最速マスターでも、著名な id:next49 さんの 発声練習 と並んで取り上げられて恐縮しているが、そういうわけで少し研究に関するエントリを書いてみる (笑) 理系のための「即効!」卒業論文術―この通りに書けば卒論ができあがる (ブルーバックス) 作者: 中田亨出版社/メーカー: 講談社発売日: 2010/01/21メディア: 新書購入: 10人 クリック: 78回この商品を含むブログ (12件) を見る を読んでみた。これはやればできる卒業論文の書き方をまとめたものらしいが、ぶっちゃけ web で公開されているもののほうが、卒論の書き方の指南書としてはおもしろい。しかしながら、こちらののほうは、卒論を書くということ以外の話が充実しているので、それはそれで読む価値あると思う(とくに博士に進むか迷っている人とか)。あと、上記のページには「エンジニア・職業研究者をめざす

    博士で身につけるべき研究力とは穴埋め問題の作成能力 - 武蔵野日記
  • PhD は哲学博士。 - 武蔵野日記

    博士後期課程3年間の研究の集大成である博士論文の公聴会が開かれた。 大学院のシステムについて詳しくない人のために補足すると、研究者(大学教員もしくは企業や国立の研究所での研究者)になりたい場合、5年間大学院に通う必要がある。前半2年が修士課程、後半3年が(狭義の)博士課程と呼ばれることもある。研究者になりたくて大学院に来たけど、ちょっと研究かじってみたらこれは無理だと思った、と修士課程で就職する人もいる(理工系のように、修士号取得が一般的となっている分野では、むしろ研究職に就くつもりで修士課程に入る人のほうが少数派かもしれないが)。博士号は、この博士課程の3年間を使って、ひとつの研究テーマを深く掘り下げて博士論文を書き、審査に合格したら取得できるものである。昔はいざしらず、昨今は博士号を持っていないと大学教員にはなれなくなってきたので、博士号を取得したら大学で仕事ができる、というよりは、博

    PhD は哲学博士。 - 武蔵野日記
  • 1