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ブックマーク / note.com/noriakioba (5)

  • ブルー水素は天然ガスより環境に悪いか?|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    8月16日、英国水素燃料電池協会議長のクリス・ジャクソン氏が自身のLinkedInでの投稿で突然の辞任を発表した。投稿は英国政府が「水素戦略」を発表する数時間前であり、ジャクソン氏はこの政策の内容に同意することができず、辞任を決断したという。

    ブルー水素は天然ガスより環境に悪いか?|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
  • LNG火力依存世界一のニッポンの電力危機|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    なぜ「節電要請」をしないのかJEPXの1/12受渡価格が150円/kWhを超えたり、九州電力がエクソン・モービルから買ったLNG価格が37ドルだったりと(これは原油価格になおすと230ドル/バレルのレベル)、色々激しいことが起きているが、電力会社も政府もなかなか節電要請を出さなかった。梶山経産大臣は1/8の時点でも「現時点で節電要請は想定していない」「市場の健全化」などと言っていたので、竹内純子さんがしびれを切らして「「電力緊急事態宣言」を出すべきだ」」と言うなど、草の根から節電の呼びかけが起きている始末だが、1/10になってついに電事連、一般送配電事業者(東電PG等)、広域機関(OCCTO)が、節電協力を呼びかけるプレスリリースを出した。 しかし、日経エネルギーnextの山根編集長が1/11に書いたように、「経産省が『節電』という文言を入れることに難色を示していた」とのことで、電事連や一

    LNG火力依存世界一のニッポンの電力危機|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
    repunit
    repunit 2021/01/12
  • LNGに頼り過ぎることの脆さと、今後の対策について|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    電力卸売市場(JEPX)の1月8日受渡 平均価格は驚異の99.9円/kWhになりました。時間帯によっては120円をザラに越えてきていますし、時間前市場では高値がずっと200円になっています。過去のJEPX平均値が10.9円、家庭用の電力小売価格がおよそ25円と考えると、いかに異常な値かがわかるかと思います。 JEPX 24h average http://www.jepx.org/market/index.html 広域機関が最大出力運転を指示することは極めて異例のことです。緊急事態宣言で社会全体も大変ですが、電力は全国ほぼすべてのエリアで綱渡りの状態が続いています。どこかの発電所でトラブルがあれば、即ブラックアウトになるリスクが常にあるような状態です。 今回、電力危機と緊急事態宣言が被った事で、政府は節電要請を躊躇しているのだと思います。確かに寒いのを我慢するのは健康上の危険もあるので簡

    LNGに頼り過ぎることの脆さと、今後の対策について|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
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    repunit 2021/01/09
  • 負の原油価格|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    連日の様に、「東京で過去最高の◯◯人の新規感染者」と見聞きしていれば、次第にそうした情報に慣れてしまい、だんだんとニュースバリューが失われていってしまうように、私の専門とするエネルギー業界でも連日「原油価格◯◯年ぶりの低水準」といった報道が毎日のように、いや一日に何度も更新されるので、さすがに何も感じなくなってくる。そう、まるで北朝鮮のミサイル発射実験の速報のように(今年は3月だけで4回、4月15日にも1回あった)。 実際、昨日は米国の原油価格指標が「一時8ドル/バレル台で34年ぶり」などと報道されていて、なんだかなと思っていた。 が、日時間の深夜に、1ドルを割り込み、ついに0.01ドル(つまり1セント)に張り付き、さらにはマイナス価格に突入した。一時マイナス40.3ドル/バレルという歴史的低水準(およそマイナス300%)となり、この記事を書いている午前4時の段階でマイナス30ドル/バレ

    負の原油価格|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
  • 独仏の電力輸出入の問題|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    まとめ ・河野氏は「ドイツはフランスに電力を輸出している」と指摘 ・物理的にはドイツはフランスから電力を「輸入」している ・フランスからドイツに入った電力はドイツを通過しているだけで、殆どはドイツが購入せず、周辺国が買っている ・ドイツ国内の電力料金はフランスの2倍だが、周辺国にはフランスより安く売っている ・ドイツ人が負担している再エネ賦課金の約3兆円のうち、0.74兆円は周辺国のために負担しているようなもの ・ドイツは電力調整力を次第に失いつつあり、周辺に調整の負担を強いている。 先日、衆議院議員の河野太郎氏のブログ「ドイツの電力輸出」で、 「ドイツは脱原発というが、隣のフランスから原子力の電力を輸入して脱原発している。電力料金も高くて困っている。」となぜか誇らしげに発言する議員がいます。 2015年にドイツはフランスに対して13.27TWhの電力を輸出し、3.84TWhの電力を輸入し

    独仏の電力輸出入の問題|大場紀章 エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表
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