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ブックマーク / sorae.info (7)

  • 「ベテルギウス」には未知の伴星 “ベテルバディ” がいるかもしれない

    オリオン座の1等星「ベテルギウス(オリオン座α(アルファ)星)」は、恒星の寿命の末期に当たる「赤色超巨星」であり、もう間もなく超新星爆発(II型超新星)を起こすと考えられています。しかし、それがいつであるかについては議論があり、議論の決着には、ベテルギウスにある2種類の変光周期(明るさの変化)の理由を解明する必要があります。 【▲ 図1: ベテルギウス(黄色の円盤)の周りを周回する伴星 “ベテルバディ” (白色の点)の想像図。 “ベテルバディ” からの放射は塵を押しのけるため、部分的に薄くなった箇所ではベテルギウスからの光が多く通るようになります。(Credit: Lucy Reading-Ikkanda(Simons Foundation))】 サイモンズ財団フラットアイアン研究所のJared A. Goldberg氏、ワイオミング大学のMeridith Joyce氏、そしてコンコリー天

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    repunit 2024/10/24
  • 天の川銀河と合体した銀河の痕跡を新たに発見 「シャクティ」と「シヴァ」と命名

    初期の天の川銀河は、複数の小さな銀河が合体して誕生したと言われています。近年、恒星の位置や運動方向に関する大規模なデータが揃ったことにより、合体した銀河の痕跡を具体的に知ることができるようになりました。 マックス・プランク天文学研究所のKhyati Malhan氏とHans-Walter Rix氏の研究チームは、大量の恒星が記録されている「ガイア」と「スローン・デジタル・スカイサーベイ」のデータを組み合わせて分析し、合体した銀河の痕跡を探りました。その結果、今から約120~130億年前という極めて初期の時代に天の川銀河と合体したと推定される、2つの銀河の痕跡を発見することに成功しました。両氏はこれらの銀河をヒンドゥー教の神話に因み「シャクティ(Shakti)」と「シヴァ(Shiva)」と名付けています。 【▲ 図1: 天の川銀河におけるシャクティ (ピンク色) とシヴァ (緑色) に属する

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    repunit 2024/03/31
  • ファイアフライ、「アルファ」ロケットで衛星を打ち上げも予定外の軌道へ投入 第2段エンジンの異常か

    ファイアフライ・エアロスペース(Firefly Aerospace)は現地時間2023年12月22日にロッキード・マーティン(Lockheed Martin)の実証衛星打ち上げミッション「Fly the Lightning」を実施しました。 【▲ ヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられたアルファロケット(Credit:Firefly)】ファイアフライの「アルファ」ロケットは、日時間2023年12月23日2時32分に米国カリフォルニア州のヴァンデンバーグ宇宙軍基地から打ち上げられました。ロケットの第1段エンジンは打ち上げから約2分30秒後に燃焼を終了し、第1段と第2段を分離。第2段エンジンは予定されていた2回のうち1回目の燃焼を開始し、フェアリングの分離にも成功しました。 ファイアフライはX(旧Twitter)の公式アカウントにて「アルファは軌道に到達し、第2段機体のエンジンは予定通り

    ファイアフライ、「アルファ」ロケットで衛星を打ち上げも予定外の軌道へ投入 第2段エンジンの異常か
  • 異星人が見つからないのは“宇宙に生命がたくさんいる”から? フェルミのパラドックスに新たな解決法

    【▲ 参考画像:アメリカ国立電波天文台の「カール・ジャンスキー超大型干渉電波望遠鏡群(VLA)」(Credit: Alex Savello)】「1950年の夏、物理学者のエンリコ・フェルミは、他の科学者と昼をとりながら、その当時話題であったUFO (※1) や超光速飛行などにまつわる雑談をしていた。その時フェルミは『でも、みんなはどこにいるんだ?(But, where Is everybody?)』とつぶやいた。」 ※1…この3年前の1947年、アメリカのワシントン州で自家用機に乗っていたケネス・アーノルドが、音もなく飛行する円盤を目撃したと主張した。後にケネス・アーノルド事件と呼ばれたこの出来事は世間の話題となり、異星人の乗り物としての “空飛ぶ円盤” が定着するきっかけとなった。 これが、後に「フェルミのパラドックス」と呼ばれるようになった、観測事実と実際の矛盾に関する指摘です。 地

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    repunit 2022/12/16
  • 中国、通信技術試験衛星7号の打ち上げに成功 他の衛星も4時間前に打ち上げられる

    中国は、通信技術試験衛星7号の打ち上げに成功しました。打ち上げは現地時間8月24日午後11時41分に、中国・西昌衛星発射センターから長征3Bロケットを用いて行われ、予定の軌道へ投入されました。宇宙開発ニュースサイトSpaceflight Nowによれば、衛星は静止トランスファ軌道に投入され、今後数週間かけて静止軌道へ向かう見込みだということです。 【▲ 8月24日に西昌衛星発射センターから打ち上げられた通信技術試験衛星7号を搭載した長征3Bロケット(Credit: CASC)】長征3Bロケットの打ち上げは、中国航天科技集団有限公司(CASC)で主にロケット開発を担当する中国運載火箭技術研究所(CALT)が担当しました。CASCによると、今回の打ち上げでは長征3Bロケットに改良を加えて、ロケットの運搬能力の向上、製品の生産効率向上、信頼性の向上を行ったということです。同ロケットは全長56m、

    中国、通信技術試験衛星7号の打ち上げに成功 他の衛星も4時間前に打ち上げられる
  • ISSで焼き鳥!「やきとり缶詰」が宇宙日本食に認証。食肉缶詰として国内で初

    株式会社ホテイフーズコーポレーションが発売している「やきとり缶詰」が10月25日にJAXAの日宇宙に認証されました。 今回認証された「やきとり缶詰」は、『ホテイやきとり(たれ味)宇宙用』『ホテイやきとり(柚子こしょう味)宇宙用』の2種類。スーパーでよく見かける「やきとり缶詰」が宇宙になり、国際宇宙ステーションでべられるとは驚きですね。また、パッケージは宇宙用として無地缶が採用されています。 また、2019年10月25日の時点では、宇宙日は20社・団体の36品目が認証済み。これまでに魚肉を用いた缶詰が認証されていますが、。今後は、野口宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在する際の宇宙日として採用される予定となります。 宇宙用無地缶(左)、宇宙日ロゴ入たれ味(中央)、宇宙日ロゴ入ゆずこしょう味(右)また、日宇宙に認証された記念として既存商品の”たれ味”・”柚子こ

    ISSで焼き鳥!「やきとり缶詰」が宇宙日本食に認証。食肉缶詰として国内で初
  • 河野大臣が所望、ガルフストリームってどんな飛行機?

    河野太郎外務大臣は、外務大臣専用機としてアメリカのガルフストリーム社製「G650ER」を2019年度予算で購入するよう希望したと報じられました。このG650ERは、どんな飛行機なのでしょうか。 世界のVIPが利用する個人用ジェット まず、この飛行機はビジネスジェット機と呼ばれる小型のジェット機です。ビジネスジェット機はプライベートジェット機とも呼ばれるように、個人や企業などで保有したり、チャーターしたりするのが主な使われ方です。 国際線の旅客機は1日1便ということも多いですし、目的地への直行便があるとは限りません。プライベート機なら自由な時間に飛行できますから、1回の出張で数億円もの利益がある経営者や映画音楽・スポーツなどのスーパースター、国益のための交渉に臨む政府高官などのVIPは、1回数千万円以上の費用に見合うメリットがあるというわけです。 ビジネスジェット機の世界最高峰 日では

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