このところ米国市場は軟調な展開が続いています。市場関係者はインフレがなかなか収まらないことに気を揉んでいます。連邦準備制度理事会はいろいろな物価統計の中でもとりわけPCEインフレを重視していますが、8月は前期比+0.3%、前年同期比+6.2%とまだまだ強い数字した。 連日の下げで市場参加者のマインドはかなり挫けており、ひと頃の強気派は影をひそめました。 しかし過去の弱気相場を調べてみると10月に大底をつけるケースが約半数あります。 市場では景気後退の到来を恐れる声が多いのですけれど、実は景気後退こそ相場の底入れに必要なニュースだと考えます。 その理由は、連邦公開市場委員会(FRB)はインフレを抑え込む目的で利上げしているのであって景気後退は物価を押し下げる働きをするのが常だからです。 言い直せば「悪いニュースは、逆に良いニュース!」と取られる可能性があるのです。 すでに住宅の販売は住宅ロー
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