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ワイドスクリーン・バに関するreqanuiのブックマーク (2)

  • ワイドスクリーン・バロックという言葉を生み出した、複雑怪奇、超絶怒涛の幻の名作SF──『パラドックス・メン』 - 基本読書

    パラドックス・メン (竹書房文庫) 作者: チャールズ・L.ハーネス,Charles L. Harness,中村融出版社/メーカー: 竹書房発売日: 2019/09/12メディア: 文庫この商品を含むブログを見るこのチャールズ・L・ハーネス『パラドックス・メン』は、1953年に刊行された長篇SFの初の邦訳である。なぜ70年近くも前の作品が今さら翻訳されるのだ、といえば刊行元である竹書房の立ち位置、この企画を実現できる稀有な翻訳者と編集者がいたことであったり色々あるのだけれども、作品に重点をおけば、それはこの『パラドックス・メン』が長らく未邦訳の幻の傑作扱いされていた、という点にある。 というのもSFには〈ワイドスクリーン・バロック〉と呼ばれるSF内ジャンル、作品傾向の呼び名があるが*1、名付け親であるオールディスはまさにこの『パラドックス・メン』を高らかに褒め上げ、初めてその言葉を使ったの

    ワイドスクリーン・バロックという言葉を生み出した、複雑怪奇、超絶怒涛の幻の名作SF──『パラドックス・メン』 - 基本読書
  • 誰もが自衛にしか使えない"最強の武器"を持つ世界──『武器製造業者』 - 基本読書

    武器製造業者【新版】 (創元SF文庫) 作者: A・E・ヴァン・ヴォークト,沼沢洽治出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/12/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見るイシャーの武器店【新版】 (創元SF文庫) 作者: A・E・ヴァン・ヴォークト,沼沢洽治出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/12/21メディア: 文庫この商品を含むブログを見る誰もが自衛のみにしか使えない"最強の武器"を持ち、組織や政府が個人に危害を加えようとした際に対抗できるようにしたら、統治者と被統治者の間に偉大な均衡が生まれるのではないか──そんな単純な仮定を推し進めた社会を壮大なスケールで描くのが『イシャーの武器店』『武器製造業者』からなる〈武器店〉二部作だ。二作とも歴史的名作と名高いが、今回東京創元社から新版が刊行されたのである。 世界観とか もちろん最強の武器──たとえば2万キロ離

    誰もが自衛にしか使えない"最強の武器"を持つ世界──『武器製造業者』 - 基本読書
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