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ブックマーク / shorebird.hatenablog.com (2)

  •  「ゲームをするサル」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    ゲームをするサル―進化生物学からみた「えこひいき」(ネポチズム)の起源 作者: ダリオマエストリピエリ,Dario Maestripieri,河合信和出版社/メーカー: 雄山閣発売日: 2015/03/10メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 書は霊長類の社会や行動のリサーチが専門の進化生物学者であるダリオ・マエストリピレリによるヒトの社会や行動に関する一般向けの啓蒙書である.書は様々な社会環境においてヒトや類人猿やサルがどう振る舞うかを説明し,ヒトの性や行動パターンを理解するにはその社会的な相互作用の視点から見ることが重要であることを主張するものだ.そしてこれは行動経済学や進化心理学的なヒトの性や行動にかかる説明に対するアンチテーゼだというのがもう一つのメッセージになっている. 原題は「Games Primate Play」.これは「ゲームをするサル」というよ

     「ゲームをするサル」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
  •  「数覚とは何か?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など

    数覚とは何か?―心が数を創り、操る仕組み 作者: スタニスラスドゥアンヌ,Stanislas Dehaene,長谷川眞理子,小林哲生出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2010/07/01メディア: 単行購入: 5人 クリック: 144回この商品を含むブログ (31件) を見る 書は認知心理学者スタニスラス・ドゥアンヌによる数量の認知や計算,そして数学に関する脳の仕組みにかかるだ.ドゥアンヌはフランスの研究者で数学から認知心理学に転向したという経歴を持つ.原題は「The Number Sense: How the Mind Creates Mathematics」,出版は1997年とやや古い.もっとも訳者の長谷川眞理子先生のあとがきによると,現在でもこの主題についてはわかりやすいまとめとして有用なだということだ. ドゥアンヌは,まず動物とヒトに共通の「数を量的に把握できる能力」が

     「数覚とは何か?」 - shorebird 進化心理学中心の書評など
    reqanui
    reqanui 2020/04/17
    『ヒトの認知が美しいと感じる数学体系が物理世界の成り立ちと親和的であることが必ずしも不思議だとは限らない』宇宙人の数覚とかどうなってるんだろうなあ
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