ブックマーク / www.advertimes.com (16)

  • 「あのコピーが選ばれたワケ、教えます」

    最大の公募広告賞、第56回「宣伝会議賞」の応募締切がいよいよ大詰めを迎えている。多くの数を書き上げてさらなる一を目指す人、行き詰まって焦りを感じている人、さまざまな人がいるはずだ。そんな同賞を目指す人たちを応援するため、より良いコピーのつくり方を学ぶ無料特別講座が宣伝会議社にて開催された。 一次審査以降の作品がすべて掲載されているSKATをテキストに、数々の広告賞の受賞歴がある黒澤晃氏が登壇。聴講生にコピーづくりの最後のアドバイスを行った。 トップ作品の差は、0.01秒程度。 宣伝会議賞の一番の特殊性。それはコピーだけを審査対象にしていることです。ふつう広告賞ではコピーとビジュアル、戦略のすべてが評価の対象になる。けれども、宣伝会議賞ではそうした掛け算効果が期待できません。だから三次審査まで通過した作品を見ると、100メートル走でいえば0.01秒程度の差しかない。とはいえ、一次、二

    「あのコピーが選ばれたワケ、教えます」
  • ネット広告はもう一度「広告」にならないといけない(これ、だいじな話!)

    【前回】「「ネットのコンテンツだから安いよね」というイビツな常識をわれわれは叩きつぶせるか?」という話」はこちら このところメディアは揺れています。それとともに広告も揺れています。揺れても広告はなくなったりはしませんけど、これまでと「あり方」が大きく変わりそうです。 その「これからのあり方」が頭の中でようやく整理できてきたので、今日はそれをみなさんに開陳します。正しいかどうかわかりませんが、方向性としては誤ってはいないと思います。すごくだいじな話なので、よーく読んでくださいね。 ネット広告って、そもそも“広告”なの? 最初はすごーくイヤな話から入ります。特にネット広告を舞台に仕事してきた人は、顔を真っ赤にして怒るかもしれない。でもここから話さないと始まらないので書きますね。 例えばFacebookを眺めていた時、誰かが気になる記事を投稿していたとします。読みたいなと思って開くと、こんなこと

    ネット広告はもう一度「広告」にならないといけない(これ、だいじな話!)
  • デザイナー「佐藤可士和」氏に、経営者が行列をつくる理由。

    佐藤可士和氏というデザイナーがいます。佐藤氏は私が在籍していた博報堂の出身ではありますが、特に面識があるわけではありません。ただ、コラムのタイトルにある「経営のとなりにあるデザイン」というテーマを考える上で、佐藤氏の仕事のスタイルは、ひとつの参考になると思っています。 外から見た私の推測ではありますが、今回は多くの経営者が佐藤氏に仕事を依頼する理由とは何か。他のデザイナーとは何が違うのかについて、デザイナーの視点で考えていきたいと思います。私はその理由は3つあると考えています。 「佐藤可士和」さんに関連する記事はこちら 佐藤氏はCI(ここでは、主にロゴ)開発を得意としています。CI開発は、ブランディングファームが得意とする領域ですが、佐藤氏のCI開発アプローチには少しオリジナリティがあります。 CIは企業理念を可視化したものです。しかし佐藤氏の手がけるCIは、そのCIがメディアを介したコミ

    デザイナー「佐藤可士和」氏に、経営者が行列をつくる理由。
  • 【ソーシャルメディア活用(3)ローソン】「入り口はソーシャルメディア、出口は店舗でポイント会員へ」

    「あきこちゃん」のアカウントで知られ、ソーシャルメディアを顧客接点として積極的に活用しているローソンは、「第二回ソーシャルメディア活用企業調査」(アジャイルメディア・ネットワーク=AMN調べ)でランキング3位に選ばれました。同社のソーシャルメディア活用について、CVSグループ広告販促企画部の白井明子さんにお話を伺いました。 「あきこちゃん」のキャラクター設定を社内で共有 ――ソーシャルメディアを始めた経緯を教えてください。 白井 ツイッターを始めたのは2010年4月のことです。社長の新浪からツイッターに取り組むよう指示を受けており、そこから2カ月かけて「@ローソンクルー♪あきこちゃん」というアカウントを開設しました。 ツイッターを始めたばかりの頃は、恥ずかしながら何も分からないままやっていましたね。何をするにもまず知識がなかったので、セミナーに参加するなどして、周りと相談しながら体制を整え

  • 米国流通小売業におけるデジタル・サイネージの現状

    においても米国においても近年ショッパー・マーケティングの重要性の認識が促進していることについては共通するところ。店頭におけるデジタル・サイネージなどのインストア・メディアについても研究がされています。 マス・メディアのパワーの低下、媒体の多様化、個人が得る情報量の変化等の背景から、売場を持つ流通小売業でも、このインストア・メディアに注目をしています。 例えば、米国でディスカウント・ストア部門で売上1位のウォルマート(約6500店舗)では1週間で日の総人口以上の来店客(1億4000~5000万人)があり、日のセブン‐イレブンでも全店(約1万3700店舗)で1週間で7000~8000万人の来店客があると聞きます。店頭・売場を新しいメディアとして捉え、新たな効果を模索する取組みが行われています。7&iグループのWi-Fiの活用は代表的なケースです。 米国のウォルマートでは、5年前から生鮮

    米国流通小売業におけるデジタル・サイネージの現状
  • “歌って答える”採用コンテンツ「教えて!メグメグ☆」――ビーコン、新卒採用向けにリリース

    ビーコン コミュニケーションズは25日、“歌って答える採用コンテンツ”「教えて!メグメグ☆」を、同社の新卒採用向けフェイスブックページ『BEACON STYLE BOOK』上に開設した。 オリジナルキャラクター「人事部 メグロメグミ」が、ユーザーから投稿された質問に対して歌で回答したり、アカウント職やプランナー職の1週間を歌って紹介するもの。同社は2013年度の新卒採用にあたって営業職とプランナー職を募集しており、エンターテインメント性の高いコンテンツで就活生の企業理解と職種理解を促す狙い。 日では2011年が「元年」といわれた「ソーシャルリクルーティング」。広告業界でも新卒採用向けのフェイスブックページを開設する企業が増え、定着化しつつあるなか、コンテンツで他社との差別化を図る動きが活発化しそうだ。 『宣伝会議』2012年1月15日号 巻頭特集:各社のソーシャルメディア活用100事例も

    “歌って答える”採用コンテンツ「教えて!メグメグ☆」――ビーコン、新卒採用向けにリリース
  • 佐藤可士和さんに質問「採用面接では、何を見ているのですか?」

    『ブレーン』では佐藤可士和さんが美大生からの質問に答える連載コーナー「美大生からトップクリエイターへの質問」を掲載しています。アドタイでは、隔週でこの連載を転載しています。 ※記事は、『ブレーン』2011年11月号(連載第4回目)掲載分です。 連載「佐藤可士和さんに質問」はこちら Q.佐藤さんが面接官なら、採用試験の際に、学生の何を重視しますか?発想やデザインの実力? 姿勢? 可能性? A.感性の解像度の高さを見ています 自分で几帳面といい切れる人がいい サムライでは毎年インターンの学生を数名、受け入れています。面接の場で、僕はかならずこう尋ねます。「あなたは、几帳面ですか?」。 几帳面という言葉には、神経質なイメージや、ダイナミックな発想ができないといったマイナスイメージがあるようで、学生の多くは「そうでもありません」と答えます。しかしそこで胸を張って「はい、几帳面です」と答えられる人

    佐藤可士和さんに質問「採用面接では、何を見ているのですか?」
  • アマナイメージズ が提案する動画で販売促進を強化する方法 | AdverTimes(アドタイ)

    写真・イラスト素材を販売しているアマナイメージズでは、昨年3月より動画の販売も開始している。テキストや静止画に比べ、情報伝達力が格段に違う動画を使用する際に企業や店舗が心配する点の解決法について、同社に聞いた。 SMBCコンサルティングが発表した「2011年ヒット商品番付」で西の横綱に選ばれるなど、2011年「スマートフォン」が一気に普及。電通とディーツー コミュニケーションズが発表したiPhone向けの動画広告調査では、従来の静止画によるバナー広告に比べ、動画広告のほうが1.7倍も広告の印象度が高いという。 また、PCでネット動画を見る人が5割を超える(図)など、動画への注目度がより一層増してきている。そんな中、アマナイメージズでは、昨年3月より動画の販売を開始した。取り扱う動画の数は11月現在、2万9250点。毎月約1200も追加される動画は、アマナイメージズに登録する映像制作会社や

  • 【ソーシャルメディア活用(1)日本コカ・コーラ】「まずやってみて、そこから学んでいく」

    コカ・コーラは、「第二回ソーシャルメディア活用企業調査」(アジャイルメディア・ネットワーク=AMN調べ)でランキング1位となりました。ソーシャルメディア活用を始めた経緯から運用、効果測定の考え方に至るまで、同社の竹嶋朋子さんに聞きました。 一度始めたものは、中長期で運用する ――ソーシャルメディアを始めた経緯を教えてください。 竹嶋 社として最初に格的に実施した取り組みは、2007年5月に、モバゲーで「コークスキー」というアバターを作ったことです。それを配布していく中で消費者とブランドを絡めたコミュニケーションを行ったことが始まりでした。 コカ・コーラのマーケティングの考えとしては、製品ブランドの価値を定義して、それをどのようなメッセージで消費者に伝えるか、ということを中心に考えています。必ずしもソーシャルメディアありきで展開するのではなく、消費者を中心において、消費者の動向を見て、

  • イタリアのクリエイティブ業界は、まだまだ未成熟?

    魅惑的なイタリア人が外国人を引きつける こんなことを書いたら怒られそうですが、私のいる職場の人も含め、ローマにいる外国人の多くがローマに最初に来た理由として「イタリア人の恋人」を挙げます。北のミラノが商業のメッカだとすると、ローマは政治や外交の中心地。ここで働く外国人のほとんどは国連職員や外交官など行政関係者で数年の赴任でやってくる人、もしくは欧州内の他の国から来た短期契約で働くコンサルタントです。クリエイティブ関連のデザイナー、フリーライターなどで外国から来た人は後者の短期契約の人が多いです。こうした外国人にイタリア来訪の理由を聞いてみると「イタリア人の恋人」という答えの多いこと! 今日のコラムに登場するカート・ワグナー氏もそんな一人です。「アメリカでフリーのクリエイティブの仕事がそれなりに成功しはじめた矢先だったんだよ。イタリア人のダンサーと恋に落ちてね。クライアントに6カ月ほどイタリ

    イタリアのクリエイティブ業界は、まだまだ未成熟?
  • 【2012年予想】「クリエイティブ立国ニッポン」実現のためのキーワード――「ブレーン」副編集長 刀田聡子

    2011年7月号で50周年を迎えたブレーンは、「クリエイティブ立国、ニッポンをつくろう!」をテーマに特集を組んだ。広告で培われたアイデアやクリエイティブの力は、広く企業や社会の課題解決に役立てられる。クリエイティブは、日が世界に誇る資源となる。そんな希望を込めて組んだ特集だった。その後取材を進める中で、その実現のためのキーワードが見えてきた。それが「チーム」と「クリエイティブディレクター」だ。 独創的で力のある仕事は、そもそもチームの組み方がユニークだ。10月号の特集「未来からやってきたテクノロジー表現」で感じたのは、新しい表現のバックボーンには、必ず新しいチーム編成があること。各ジャンルから知識とスキルを持ったメンバーが集まり、ヒエラルキーなく意見を出し合って、モノづくりの楽しさを存分に味わいながら実現に向けて進んでいく。その生き生きとした姿を見て、チームの組み方はもっと有機的でいいと

    【2012年予想】「クリエイティブ立国ニッポン」実現のためのキーワード――「ブレーン」副編集長 刀田聡子
  • ネットで売れる戦術 第3回 “フォーム一体型”のランディングページは最強――「販促会議1月号」より

    文:売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ氏 インターネット上でモノを売る際、ランディングページを作り、ユーザーの興味を引きつける必要がある。今月号より、九州で一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事する、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が良いと考えるランディングページを紹介してもらい、その良さを客観的に解説してもらう。 第3回はランディングページからの申し込みについて解説する。 (ここでは、雑誌販促会議1月号に掲載している第3回の全文を掲載します。) 再春館製薬所「ドモホルンリンクル 無料お試しセット」 最近は多くの広告主がネット広告を行う際にランディングページを制作しているが、90%以上の広告主が大きな間違いを犯している。せっかくランディングページを制作したにもかかわらず、“注文アイコン”を押した瞬間からサイトの“ショッピングカート”システムにつなげてしまってい

    ネットで売れる戦術 第3回 “フォーム一体型”のランディングページは最強――「販促会議1月号」より
  • ネットで売れる戦術 第2回 広告ランディングページを作る ~みんなネット広告から「本サイト」へ誘導するから失敗している ――「販促会議12月号」より #販促会議 | AdverTimes(アドタイ

    文:売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ氏 インターネット上でモノを売る際、ランディングページを作り、ユーザーの興味を引きつける必要がある。九州で一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事する、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が良いと考えるランディングページを紹介してもらい、その良さを客観的に解説してもらう。 第2回は、ネット広告からの誘引先としてランディングページが必要な理由を解説する。 (ここでは、販促会議2011年12月号に掲載している第2回の全文を掲載します) ネット広告から「サイト」へ誘導するから失敗している 新日製薬「ラフィネ スキンケアファンデーション」 まず、ネット広告をやる場合、絶対にやってはいけないことは、広告から「サイト」に誘導することである。 いまだにネット広告から「サイト」の“トップページ”に誘導している広告主をたまに見かけるが、これ

    ネットで売れる戦術 第2回 広告ランディングページを作る ~みんなネット広告から「本サイト」へ誘導するから失敗している ――「販促会議12月号」より #販促会議 | AdverTimes(アドタイ
  • ネットで売れる戦術~あのランディングページの何がスゴいのか――「販促会議11月号」より

    文:売れるネット広告社 代表取締役社長 加藤公一レオ氏 インターネット上でモノを売る際、ランディングページを作り、ユーザーの興味を引きつける必要がある。今月号より、九州で一貫してダイレクトマーケティング型ネット広告に従事する、売れるネット広告社の加藤公一レオ氏が良いと考えるランディングページを紹介してもらい、その良さを客観的に解説してもらう。第1回目はそもそも売れるようにするための仕組みについて。 ここでは、販促会議2011年11月号に掲載している第1回の全文を掲載します。 JIMOS「Coyori[美容液オイル]オリエンタルディープオイル」 現在のネット広告業界ではキレイゴトばかりが語られている。多くの広告主が普通のネット広告の活用もままならない段階で、“次世代テクノロジー”や“トレンド”ばかりに目をとられている。 なので、この連載に関しては、ネット広告のキレイゴトなどは一切語らず、ズバ

    ネットで売れる戦術~あのランディングページの何がスゴいのか――「販促会議11月号」より
  • 消費者行動の再考――コンテクストプランを考えるうえで

    米ウィキペディアに出てこない「AIDMA」 サミュエル・ローランド・ホールが『Retail Advertising and Selling』にて提唱した「AIDMA」。よく知られるように Attention/Interest/Desire/Memory/Action の5段階で構成された消費者行動モデルである。1910~20年代に考えられたと思われ、実に100年近くのちでもいまだ取り上げられるキーワードなのが興味深い。 しかしこの「AIDMA」、日ではよく知られた言葉ではあるが、米国のウィキペディアではこの項目は存在せず、ホールよりも遡ること十数年、1898年にセント・E・ルイスが発表した「AIDA」モデルの方のみ説明されている。なぜ「AIDMA」が忘れられ「AIDA」が残っているのか、その理由は定かではないが、他にも「AIDAC」(最後の“C”はConviction〔確信〕。Actio

    消費者行動の再考――コンテクストプランを考えるうえで
  • 検索連動型広告がもたらした「悪しき」広告観

    「最も効果が高い広告手法」は当か 検索連動型広告を大々的に実施している企業に勤めていた頃から感じていたことを書こうと思う。それは、この広告ビジネスが広告業界にもたらした「悪しき」考え方だ。 遡ること十数年前、当時まだ「総合広告代理店」がネット広告に腰を入れてなかった頃、この領域が拡大成長するに至った立役者は若い世代が中心になって作り上げてきた「ネット専業広告代理店」である。このことは疑いもない事実であり、まだまだ「売れる媒体」ではなかったこの分野を、ネットバブルが崩壊しようが現在まで持ちこたえさせたのは、彼らの「売り物」がネット広告しかなかったからだった。それゆえ、彼らが「売り物」を広告主に説明するときには従来の広告と違うセールストークが必要であった。 それは、(インターネット広告業界に古くから従事していた人であれば一度は聞いたことがあると思うが)「テレビとか新聞とかマスメディアは効果

    検索連動型広告がもたらした「悪しき」広告観
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