トップ > 社会 > 速報ニュース一覧 > 記事 【社会】 「きぼう」消えた? 宇宙ステーション再現計画、白紙に 2009年11月23日 09時47分 日本初の有人宇宙実験棟「きぼう」=NASA提供 岐阜県各務原市のかかみがはら航空宇宙科学博物館に国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の一部を再現する展示計画が、新政権による補正予算の見直しで白紙状態になった。市が展示開発費などを国の独立行政法人に申請中だったが、この法人の事業そのものがなくなり、実現のめどが立たない。 展示では、筒型の実験棟を原寸大で部分的に再現し、デジタル地球儀「触れる地球」を日本科学未来館(東京)から導入。これらを組み合わせて、来場者が宇宙飛行士のように実験棟から「地球」を眺めたり、ロボットアームの動きを疑似体験できる計画だった。 計画は、未来館を設けた文部科学省の独立行政法人、科学技術振興機構(JST)の地域科学