【ワシントン=黒瀬悦成】テロ組織の情報収集、分析を専門とする米企業「インテルセンター」によると、国際テロ組織アル・カーイダ系の「アブドゥラ・アザム旅団」を名乗るイスラム武装組織が3日、ホルムズ海峡で7月28日に商船三井が運航する大型原油タンカー「M・STAR」に対する「自爆攻撃」を行った、との犯行声明を発表した。 同センターによると、声明は手書きで計2枚。自爆テロ犯とされる人物がラップトップ型パソコン上のタンカーの画像を指さしている写真も掲載されている。 「M・STAR」では、オマーン領海内のホルムズ海峡を航行中に、船外で爆発とみられるトラブルが起き、乗組員1人が負傷した。