JR仙台駅で並んだ秋田新幹線「こまち」の新型車両「E6系」(左)と現行の「E3系」=6日夜、小宮路勝撮影 2013年春に営業を始める秋田新幹線の新型車両「E6系」の量産先行車が6日夜、JR仙台駅から田沢湖駅まで初の試験走行をした。仙台駅では現在の「こまち」(E3系)とそろい踏みになり、待ち構えていた鉄道ファン十数人が夢中でシャッターを切った。 アカネ色の鼻先がE3系より7メートル長い13メートルあるE6系は同日午後10時半ごろ、仙台駅に到着。約30分後に出発する前に、E3系と並んだ。仙台市青葉区の小寺洋輔さん(20)は「新旧交代が見られて感激。言葉にならないですね」。