国内外で人気の日本酒「獺祭(だっさい)」で知られる旭酒造(山口県岩国市)は7日、記録的な大雨で、山あいにある蔵が浸水するなどの被害を受け、獺祭の製造ができなくなったことを明らかにした。 浸水したのは「本社蔵」と呼ばれるビルの一部。停電で冷蔵設備などが稼働できなくなり、今のところ復旧の見通しは立っていないという。人的被害はない。(具志堅直)
「ここまで広範囲の大雨は、私の記憶の中でもかなり珍しい」。気象庁の梶原靖司・予報課長は7日の記者会見で、今回の記録的な大雨をこう表現した。 数十年に一度の重大な災害が予想される場合に出される大雨特別警報。気象庁は6日午後5時10分、福岡と佐賀、長崎の3県で発表。その日のうちに広島、鳥取、岡山、兵庫、京都の5府県で出し、7日に入って岐阜県でも発表した。2013年に運用を始めて以来、9府県で発表したのは初めてだ。これまでは3自治体が最大だった。 「記録的な大雨」はデータが物語っている。 西日本では5日昼すぎから雨脚が強まり始めた。気象庁によると、岡山県内の7日昼までの48時間降水量は、鏡野町で421・5ミリを観測したのをはじめ、25カ所の観測地点のうち20カ所で観測史上最大を記録。残りの5カ所でも7月の観測史上最大の48時間降水量を観測した。広島県内でも33カ所のうち24カ所で観測史上最大を記
当時はオカルトブーム、新宗教ブーム、終末思想ブームがあったわけでさ。 今から思えば異常だけど、霊能力者がごく普通にテレビ出るわ、超能力者が科学者と討論するわ、夏になったら必ず心霊写真のコーナーがあって、霊媒師が「これは何とかの霊で……」って言ってタレントがまじめにうんうんって頷いてさ。 あと反原発運動とか、ノストラダムスとか、帝都物語とか。 今から考えたら信じられないほど、「人智には測れない世界がある!」って受容されてたわけよ。 そりゃたいていの人は「そんなわけない」って思ってただろうけど、「ひょっとしたら……?」という空気は色濃くあったよ。 当時オウムを持ち上げてた文化人って、あれは面白半分に取り上げてたんじゃなくて、「科学じゃ認知できない世界があるのかも……」って空気のなかで、大真面目に「修行するぞ!」ってグループが現れて、勢力を拡大してたもんだから、「やべー! ついに来ちゃった?」っ
深刻な人手不足を背景に、製造業の中小企業で外国人技能実習生の受け入れが広がっている。技能実習制度の前提である「日本の技術を途上国に移転する国際協力」を意識しつつも、労働力として制度に頼らざるを得ない実情がある。 北九州市にある金属加工の上津役(こうじゃく)製作所では、2人のインドネシア人が溶接を中心に加工などにたずさわる。昨年4月から受け入れた外国人技能実習生だ。 同社は金属板を折り曲げたり、丸めたりする「曲げ加工」を得意としている。手間がかかるため、てがけるのをやめる企業も多く仕事は増加傾向だ。 同社は6年前にも一度、インドネシア人を受け入れた。当時は「会社に新しい風を入れたい」などの思いがあった。3年の実習期間後は、再び日本人の採用に取り組んできた。しかし、最近は求人を出してもほとんど応募がない。再び頼ったのが外国人人材だった。 現在の2人に加え、7月には新たに1人受け入れる。今後さら
定期的に盛り上がる大企業の内部留保の話、内部留保を労働者に回せっていう共産党の主張もメチャクチャなんだけど、それをきちんと否定できている人もあまり多くない。会計の用語を使って説明しようとする人が多いけど、実はそこはあまり本質ではないので、会計用語を使わないで何が論点なのかを説明してみたい。 最初に結論を書いておくと、いわゆる内部留保(利益剰余金)を労働者に回すのは理論上可能だけど、現在世界で支配的な法的・経済的な枠組みの中では不可能、という風に考えておけばいいと思います。 内部留保を配ることはできるまず、内部留保を現金として配るのは可能です。内部留保は工場や在庫に化けてしまっていて現金にはできないと言う人がいますが、それは正しくありません。会社が株主に配当として現金を配るとき、会計上は内部留保の減少として処理されます。配当は当期利益から支払われるんだと言う人がいるかもしれませんが、その人の
こんにちは、ハヤカワ五味です。 アパレルの会社を4年もやっていると「高すぎて買えません、安くしてください」と言われることが度々あります(最近は減ったけども)。 では、そのお客様の要望に応えて値段を下げるべきなのだろうか、高くない妥当な金額とはいくらなんだろうか。こうして小売業の経営をやっている以上、何度も頭を悩ませる永遠の問いかもしれないけど、最近なんとなく自分の中で結論が出た気がします。そしてそれは、先週に神戸へ行った際、漠然とした考えから確信に変わりました。 ------------------------ 先週、ちょうど京都造形大でゲスト講師の仕事があったので、ついでに、最近お取引を始めた神戸の靴工場にご挨拶に行くことにしました。 その靴工場は神戸にあるロンタムという会社。 友人の取引先でもありご紹介いただいたのですが、とっても仕事が丁寧で、微妙なニュアンスを拾ってくださったり、より
活発な梅雨前線による記録的な大雨は7日も降り続いた。西日本を中心に、河川の氾濫や土砂崩れなどの被害が拡大し、各地で救助活動が続いた。毎日新聞のまとめで午後7時半現在、全国で46人が死亡、3人が心肺停止、少なくとも71人が安否不明になっている。8日も雨が予想され、被害がさらに広がる可能性もある。 【大雨による各地の被害状況】 死者は、広島県21人▽愛媛県17人▽岡山県1人など。このほか安否不明者は、広島県42人▽愛媛県10人▽岡山県6人▽京都府4人--などとなっている。 東広島市災害対策本部によると6日夜、同市黒瀬町を流れる川の橋の欄干で男性(60)が心肺停止の状態で発見され、救急搬送後に死亡した。7日朝には同市河内町中河内で土砂崩れがあり、3人が生き埋めになっていると消防に通報があった。同市安芸津町三津の県道トンネル付近でも土砂崩れがあり、少なくとも車3台が巻き込まれ、軽乗用車1台が崖下に
大阪北部地震では、老朽化した水道管が破断するなどして21万人以上に被害を及ぼしたことは記憶に新しい。また、7月4日未明には東京都北区の西ヶ原でこれまた老朽化した水道管が破裂し、地面が陥没。にわかに「老朽化した水道管」問題が取り沙汰されるようになっている。 そしてこの「老朽化した水道管」問題を機に、安倍政権が密かに進めようとしているのが「水道の民営化」を含む水道法改正案だ。6月27日に審議入りしたこの水道法改正案、あっという間の7月5日、衆院本会議で、与党などの賛成多数で可決、参院へ送付された。 表向きは「水道管の老朽化対策」を掲げているが、その実、中身は地方自治体の水道事業の運営権を民間企業が獲得する「コンセッション方式」を推進する内容となっており、本音は水道事業の民営化だと言われている。 その地固めはすでに進んでおり、5月にはコンセッション方式の導入を促進するPFI法改正案も衆院本会議で
TuneCoreで上記の自作BGMを配信しようとしたら、リジェクト(厳密には配信保留)されてしまったので、クレーム話ではなく「こういうケースもあるんだなぁ…」と実感したエピソードとしてここに書いておきます。 実際、TuneCoreのサポートチームの担当者の方には丁寧に対応いただきました。 フリーBGMをTuneCoreでリリースした話は以前書きましたが、またネタ的にフリーBGMを配信してみようかなと思った矢先の話ということで。 簡単にまとめた経緯。 自作BGMを DOVA-SYNDROME でフリー素材として配布開始(2016年) そのフリーBGMを TuneCoreでリングトーン(着信音)としてリリース申請した(2018年6月) 第3者が権利を持っている音源の可能性があるためリリースが保留となる 具体的には、 機械的な判定によって「既存のドラマCDトラックと同じではないか?」と判定された
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