米Appleは6月6日(現地時間)開催の年次開発者会議「WWDC 2022」で、無線通信規格標準化団体Connectivity Standards Alliance(CSA)が策定中のスマートホームの通信規格「Matter」に対応すると発表した。今秋リリースのiOS 16やiPadOS 16の「ホーム」アプリで、Matter対応のクロスプラットホームのスマート製品を制御できるようになる。 MatterはCSA(旧ZigBee Alliance)が2021年5月に発表した通信規格。Matterに対応させれば、スマートホームメーカーは製品を各社のプラットフォームに個別に対応させる必要がなくなる。 AppleはCSAの中心的メンバーだ。ヒューマンインタフェースデザイン担当プロデューサー、コーリー・ワン氏はプレゼンテーションで「AppleはスマートホームフレームワークのHomeKitをこの新標準の