東京オリンピックのマラソンと競歩の会場をめぐり、IOCは札幌ドームをスタートとゴール地点にする案を提示していますが、その場合、ドームの改修には数十億円の費用がかかる見通しであることが新たに分かりました。 マラソンや競歩の札幌開催をめぐっては、IOCのバッハ会長が日本の組織委員会との間で合意したとの認識を示していて、スタートとゴールを札幌ドームにする案を提示しています。 しかし、札幌ドームに新たに陸上トラックを整備したり、選手が通過するゲートを整備するなどした場合、改修には数十億円の費用がかかることが新たに分かりました。追加で必要となる莫大な費用をどこが負担するのかも大きな問題となっています。 「IOCがそう言うのだったら、IOCも対応すべきだと基本的には思う。こういうことに国の税金を使う、投入するということは、おかしいなというふうに思います」(東京都民) 東京での開催を望む東京都は、今月3