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ブックマーク / baphoo.hatenablog.com (2)

  • 『エスター』  - 映画の見方

    2013年6月18日 この1か月ほどの間、このブログのアクセス数の8割方が、このエスターに関するものになっており、わたくし驚きました。 2013年10月29日 そして、こいつらがことごとく、私が考えるところの馬鹿なんですね。 大体、これ、とあるサイトで、 「ラストの読めない映画」のナンバー2になったことで、わたしのブログを「エスター ネタバレ」で検索する人がどっと増えたのですが、 ラスト読めない映画 を ネタバレ で検索するって、あんた ほんものの馬鹿ですか?ってとこです。 この映画、ホラー映画なんですが、ホラー映画というのは、映画の画面進行的には難しい問題を質的に孕んでいます。 アメリカ流の脚術的には、主人公というのは物語に於いて目的を追求する存在であります。 普通のホラー映画というのは、ささやかな幸せや平和の様子を序盤に於いて描写し、中盤以降にそれらをズタズタにしていくことで、激し

    『エスター』  - 映画の見方
  • 映画が抱えるお約束事 - 映画の見方

    映画とは、カメラが撮影している過程で結果として被写体が画面上を左右に動くというものではありません。 その点では素人のホーム・ムービーとは違います。 映画は、あらかじめ画面の右なり左の先に、ゴールがあると設定して、そこに到達するまでの葛藤を被写体の左右への動きで表現するというものです。 『月世界旅行』"Le Voyage dans la Lune / A Trip to the Moon/Viaje a la Luna"(1902) 映画ができたばかりの頃のこの短編映画は、画面向かって⇨右側に月世界があると設定されています。 そして、そこまでの行程は⇨向きの移動で表されており、月からの帰還は逆の⇦向きの移動で表されています。 つまり画面の動きのイニシアチブを握っているのは、被写体ではなくカメラであり、画面に映るものは基的に撮影する側によって管理されたもの、もしくは編集の過程で管理されたもの

    映画が抱えるお約束事 - 映画の見方
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