「鬼灯さん家のアネキ」は、もうキュートすぎるいたずら姉さんに翻弄される様が心地すぎる作品です。前回も書きましたが、姉好き+M属性の人ならまじバイブル。 基本エロラブコメ。ゲラゲラ笑いながらビクンビクンするといい作品だと思います。 が。 この作品ものすごく鋭い。 内容は確かに「アネキはいたずらものでかわいい、すげえかわいい! ちょっとエロっぽい!」の超一点突破な作品なんですよ。 しかしそこに必ず理由を見出している作品でもあります。 なぜアネキはかわいいのか? なぜアネキはこんなにいらずらっ子なのか? なぜアネキはエロいたずらを仕掛けているのに手を出さないのか? エロラブコメと見せかけて何気にシリアスラブな「鬼灯さん家のアネキ」が熱い。 一巻で一番印象的だったシーン。 ここでは何も語られません。語らないのです。 だから「ゲラゲラ笑いながら、アネキに萌える」という読み方が極めて正しいと思うんです