クリックして拡大する初代「市長」に選ばれ、飼い主の園田めぐみさんに手を添えられて万歳三唱する「ぎん」=26日午後、滋賀県湖南市 滋賀県湖南市で26日、動物愛護の啓発や観光振興を目的としたマスコットのモデルになる猫をインターネット投票で選ぶ「こにゃん市長選挙」の発表があり、立候補した市内の飼い猫17匹の中から1歳の雄猫「ぎん」が初代「市長」に選ばれた。 当選証書をもらったぎんは、飼い主の会社員園田めぐみさん(38)が手を添えて万歳三唱のポーズを披露。園田さんは「みんなに癒やしを感じてほしい」と話した。 湖南市には捨てられたり、飼育できずに預けられたりした犬猫を収容する県動物保護管理センターがあり、毎年千匹以上を殺処分している。湖南市観光物産協会が「猫の手も借りて動物愛護を訴えよう」と統一地方選に合わせ企画した。 候補の猫は同協会のホームページ上に名前や写真のほか、公約「ニャニフェスト」を掲載