政府は、韓国プサン(釜山)の日本総領事館の前に慰安婦問題を象徴する少女像が新たに設置されたことへの対抗措置として、韓国に駐在する長嶺大使を、9日、一時帰国させると発表しました。 これを受けて、政府は8日夕方、長嶺大使と森本プサン総領事を、9日、一時帰国させると発表しました。このあと長嶺大使らは、チェコなどの訪問を終えて今月11日に帰国する岸田外務大臣と面会して現状を報告したうえで、今後の対応を協議することにしています。 政府は、少女像の設置が慰安婦問題を最終的かつ不可逆的に解決することを確認した日韓両政府の合意に反しているとして、韓国側に対し早急に撤去するよう求めていて、韓国政府の対応が焦点となっています。
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