タグ

ブックマーク / satoshi.blogs.com (14)

  • NTTの株価総額が世界一だった時に、Microsoftに転職した理由

    「6年勤めたNTT退職しました」という記事が、注目を浴びているようですが、この筆者が NTT を辞めた理由が、私が32年前(1986年)に NTT を辞めた理由とあまり変わらないのに、少々驚きました。 私が NTT を辞めた件に関しては、これまで色々なところで話しては来たのですが、まとまって文章にしたことがなかったので、これを機会に書くことにしました。普段ならメルマガ(週刊 Life is beautiful)の読者限定で書くところですが、今回だけは、出来るだけ多くの人に読んで欲しいので、ブログ記事として公開します。 当時、NTTは電電公社から民営化したばかりで、1985年に入社した私は、NTTとしては第1期生でした。大学は、早稲田の理工学部電子通信学科で、修士課程まで行きました(当時は、情報学科はまだ独立しておらず、電子通信学科がソフトウェアとハードウェアの両方をカバーしていました)。

  • 選挙に行かないあなたには、日本が他の国に言って戦争をする国になっても文句を言う権利はない

    選挙に行かないあなたには、日が他の国に行って戦争をする国になっても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、徴兵制で無理やり戦争に行かされても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、日が人権よりも国益を重視する国になっても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、貧富の差がますます広がっても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、国の借金が増え続けて将来破綻しても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、スーパーインフレになってものが買えない時代になっても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、老朽化した原発が福島第一を超える事故を起こしても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、あなたの故郷が大量の使用済み核燃料を押し付けられても文句を言う権利はない 選挙に行かないあなたには、マスコミが自由な報道を出来ない国になっても文句を言う権利は

    rindenlab
    rindenlab 2016/06/30
    選挙には行ってるけれど…文句を言う権利に何の力も無いなぁ、と感じてる
  • Google に対抗して、「VideoShader グラス」を作ってみた

    先日リリースした、VideoShader だが、撮影した時の体感が面白いというユーザーの声を反映して、「VideoShader グラス」を試作してみた。自分の周りを「アニメの世界」として見ることができるというのはこれまでにない体感だ。 「スマートフォンの次に来るもの」を考える上で「他では得られない体感」を提供することが大切と考える私としては、Kickstarter でも利用してハードウェア事業に乗り出すのも悪くないと考えている。

    Google に対抗して、「VideoShader グラス」を作ってみた
    rindenlab
    rindenlab 2014/01/29
  • 米国人にとっての捕鯨・イルカ漁

    ケネディ大使のイルカ漁に体する発言を「内政干渉」と大騒ぎをしている人がいるが、彼女の発言を理解するには、イルカ漁やクジラ漁が米国人にとって、どんな意味があり、何を象徴するか、を理解する必要がある。 マウイの Whalers Villege ショッピング・センターには、捕鯨博物館があり、そこには捕鯨の歴史が淡々と綴られている。鯨油や鯨蝋(げいろう)が石油の代わりを果たし、鯨ひげがプラスチックの代わりを果たした時代に、その商業的価値のために、大量の鯨を虐殺して来たこと、ラハイナの待ちが捕鯨で発展して来たことなどを、歴史の一コマとして描いている。 捕鯨博物館の出口には小さな映画館があり、鯨がダイナミックに泳いだりジャンプしたりするさまを映し、鯨の生体や、ハワイの観光産業にとっての価値を説明している。 そこにあるのは、捕鯨という「過去」と、観光資源・人類の宝としての鯨の「現在」の対比だ。 つまり、

    rindenlab
    rindenlab 2014/01/27
    "世界中の海を鯨やイルカが自由に泳ぎ回る地球であって欲しいと望むのであれば" これは、捕鯨・イルカ漁で絶滅する前提…?
  • node.js で「サラリーマンの朝」をプログラムしてみる

    先日の「node.js と thread hog の話」には、たくさんのコメントをいただいたが、やはり「イベント駆動型」のプログラミングには抵抗がある人も多いようだ。そこで、JavaScript の無名関数を使ったイベント駆動型のプログラミングの可読性が悪くないことを示すために、「朝7時に目覚まし時計をかけて眠りにつき、朝ご飯をべ終わったら会社に行く」という典型的な「サラリーマンの朝」をイベント駆動型のJavaScriptで記述してみた。 注目して欲しいのは、素早く出来る「着替える」「顔を洗う」などの動作は割り込み不可な動作なので、通常のプログラミングと同じようにシーケンシャルに実行するが、時間のかかる「朝ご飯をべる」「駅まで歩く」などの動作は割り込み可能な状態で実行し、"complete" のイベントを受けてから次の動作に移る点だ。 ちなみに、目覚まし時計は 「スヌーズボタン」付きな

  • Android OS のアップデート問題に関してひと言

    最近、再びAndroid OSのアップデート問題が話題になっているようだが(参照)、OSの開発の関わったことのある開発者としてひと言言わせてもらう。 OSの開発というのはただでさえ簡単な仕事ではないが、特に難しいのは過去のアプリとの互換性を保ちながらOSそのものを進化させて行くという仕事Windows95の開発の際も、一番苦労したのは、スタートメニューだとかデスクトップなどの新機能の追加ではなく、Windows 3.1との互換性を保つ部分。その当時のエピソードは、少し前の「Windows95と地上の星」というエントリーに書いたので一読いただきたい。 今回の話は、さらに厳しい要求だ。iPhoneのように一社がデバイスの仕様すべてとリリースタイミングをコントロールしているならいざしらず、Androidのように複数のメーカーが、それぞれの仕様でばらばらのタイミングでデバイスをリリースしている世

  • 菅首相はなぜ色々と重要なことをとうとつに発表するのか?

    ここのところ、浜岡原発の停止要請、ストレステスト、脱原発宣言、と色々と重要なことをとうとつに発表する菅首相。「党内の意思の統一ができていない」「政権維持のための人気取り」「思いつきで記者会見をしている」などの批判の声が多く聞かれるが、これに関しては、先日のテレビで古賀茂明氏(国民の負担を最小限にする東電の破綻処理の方法を提案した結果、退職勧告を受けてしまった経済産業省の人)がとても納得の出来る説明をしていたので(参照、参照)、私なりの解説をしてみる。 分かりやすく言えば、菅首相は東電(=原発推進派)相手のオセロゲームをしているのである。脱原発の菅首相が白、あくまで原発推進の東電が黒。オセロ盤の外にいる国民の多くは白(つまり脱原発)を応援しているが、選挙の時以外は盤面の外にいるので何もできない。盤面の上には、電力会社と政治家はもちろんのこと、経産省の官僚、原子力関係の学者、経団連に属する大企

    rindenlab
    rindenlab 2011/07/15
    戦ってるなぁ、という感じはする
  • なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか

    先日のエントリー「Androidタブレットはヨドバシカメラの『Androidタブレットコーナー』に横並びにされた時点で負けだ」には、例によって賛否両論のさまざまなフィードバックがよせられたが、否定的な意見の大部分は以下のようなもの。 何故負けなのかがあまりイメージ出来ないなあ。描かれている様子はAndroidが盛況を博しているものにしか見えない。 PCメーカーが「何のためにWintel」と考えてるとは思えないし、スマホやタブレットで「何のためのAndroid」って問いに意味があるとも思わない。 すでにそんな現状の Windows PC でも一定の利益は出ているのだから、Android タブレットも負けではあるまい。 歴史に学ぶとするなら、iPhone/iPadMachintosh だとすれば、Android機はPC/AT互換機なんだと思う。ただ、「Windowsなのでどれも使い勝手は

    なぜ横並びで展示されるAndroidタブレットを作ってもだめなのか
  • 無名関数を使った非同期通信のススメ(JavaScript)

    ここ最近はブラウザーの上で動く思いっきりRIAなアプリケーションを書いている私。こと通信の部分になると JavaScript での開発効率が、C++/Java/Objective Cなどと比べて格段に高いことをつくづく感じている毎日なので、今日は、そのあたりを少し解説してみようかと思う。 サーバーのAPIにアクセスするプログラムを書く方法は色々とあるが、「サーバー上の特定のURLにHTTPでアクセスして結果をXMLやHTMLやJSONで受け取る」というケースに限定すれば、基的に3つのパターンに分けられる。 1. 同期通信 result = urlfetch.fetch("http://www.google.com/") if result.status_code == 200: doSomethingWithResult(result.content) その書きやすさのために、実務経験の

  • Cloud Computing考:Amazon ec2とGoogle App Engineの違いを私なりにまとめてみた

    Cloud Computing の話が注目されるようになってしばらく経つが、商用での格応用という意味ではまだまだ未熟な市場である。PhotoShareは去年の7月サービス開始時から Amazon の ec2+S3 という組み合わせで運営しており、私から見れば当然の選択だったわけだが、あのタイミングで商用サービスへの採用に踏み切った会社も少なかったのか、何件かインタビューの申し込みが来たりして少し驚いている(参照)。 すぐに陳腐化するハードウェアの資産はできるだけ持ちたくないし、自分でデータセンターにラックを借りるなんてことはコスト的に見合わない。かといって、通常のレンタルサーバーは初期費用がばかにならない(今は少しは改善されているのかも知れないが、去年の段階では「それじゃあハードが自分で買えるじゃん」と言わせるぐらいの初期費用を請求する企業がほとんどであった)。それに加えて、どのくらいの

  • 「Flash vs. HTML5」という構図がはっきりと見え始めたぞ、と

    業界関係者(特にスマートフォン関係の仕事をしている人たち)少し前からすでに気がついていた話だが、今回のAdobeからの一連のアナウンスメントで明らかになってきた「HTML5対Flash」という構図。とてもワクワクする戦いだ。 ウェブ上のリッチコンテンツという分野でリーダーシップ・ポジションを取りながらも、「無料Flashゲーム」と「ウェブサイトの見栄えをちょっと良くするアイ・キャンディ」というニッチなポジションに一度は追いやられるように見えたFlash(数年前の話)。しかし、動画フォーマットがReal Networks、MicrosoftAppleの三強いの間で中に浮く隙間を付いた戦略で、見事に「ウェブ上のマルチメディアのデファクト・スタンダード」のポジションをがっちりつかんだかに見えるFlash(現在)。しかし、その地位も安泰ではない。 Adobeにとって一番頭の痛い問題はiPhone

  • 世界初?立体視、3Dブログエントリー

    シアトル行きの飛行機の中で、PhotoShop で作ったのが、下の「シークレット・メッセージ入り」3Dブログエントリー。マジックアイなどで知られる3D視(立体視)をしない限り絶対に見破られないように作るのに少し工夫が必要であったが、一度テクニックを開発したら製作そのものは以外と簡単であった。ちなみに、自分でも作りたいと思う人は、「マジックアイ、3D絵の作り方」も参照いただきたい。([追伸]第二段、「立体視ジョーク」もエントリー済みなので、そちらもどうぞ)。 [追伸] このシリーズの秘密文書の作成に参加していただける人を募集しています。プログラムやPhotoShopの知識は必要ありません。ユーモアのセンスがあれば誰でも可能です。詳しくは、こちらへ(mix のアカウントが必要です)。

    rindenlab
    rindenlab 2009/09/18
    おお、読めた
  • モバイルブラウザーのデファクトスタンダードになりつつあるWebkit

    最近、なぜかいろいろなところでHTML5やら モバイル端末向けのブラウザーの話をすることが多いのだが、今年になってトレンドとしてはっきりと見えてきたのは、WebKitがモバイル端末のブラウザーのデファクト・スタンダードになりつつあるということ。 私自身、最初にAppleがブラウザーを作ると聞いた時には「なんでそんな大変なことを今更?片手間でできる仕事じゃないぞ」と思ったりしたわけだが、その予想に反してAppleが見せた気度とリーダーシップには当に関心してしまった。 世の中にすでに何百万とあるサイトとコンパチビリティを保つというだけでも大変な作業なのに(経験者語る)、CANVASやCSS Transform/Transitionなどの新しいコンセプトを次々に導入してHTML5の標準化でリーダーシップを取っている点は注目に値する。 「スタンダードを決める」立場に自分を置く事がどのくらい重要

    モバイルブラウザーのデファクトスタンダードになりつつあるWebkit
  • GoogleのAndroid向けのアプリビジネスはなぜ魅力的ではないか?

    PhotoShareをiPhone向けに提供して早くも一年になるが、もっとも良く投げかけられる質問は「PhotoShareはAndroidとかの他のプラットフォームに移植しないの?」というものだ。 少し前までは、「まだiPhone以外のビジネスが十分に大きくないから今はまだ早い」、「iPhone上でやるべきことはまだ沢山あるから」、などと答えて来たのだが、最近は少し見方が変わってきた。 今の勢いでHTML5が進化・浸透してくれるのであれば、わざわざ移植コストをかけてAndroidWindows Mobile向けにネーティブ・アプリを開発するよりは、少なくともUIの部分をすべてHTML+Javascriptにまかせたアーキテクチャでのインタラクティブなアプリの開発というのも十分に可能性があるように思えてきたのだ。 この「HTML+Javascriptですべて出来るじゃん」という発想は、そも

  • 1