人工知能は人類の友だちになれるか?(上) 2001年4月23日 コメント: トラックバック (0) Declan McCullagh 2001年04月23日 エリエイザー・ユドコースキー氏(21歳)は、一風変わったとしか言いようのないテーマの追求に青春時代を捧げてきた。コンピューターが人間よりはるかに賢くなったらどうなるかを予測しようとしているのだ。 民間非営利組織『シンギュラリティー研究所』の研究者、ユドコースキー氏は、この8ヵ月間を費やして1つの論文を書きあげた。これは将来に向けた警告が半分、頭の体操的意味合いが半分の論文だ。そして、まったく真剣そのもので書かれている。 18日(米国時間)に発表されたこの750KBの論文は、理論的なものというよりは予言的性格のものといえよう。コンピューターが十分な思考能力を身につけたらと、議論は始まる。コンピューターが、ナノテクノロジーや現在ではまだ思