大津は、およそ8,000年前の縄文時代に湖辺に人々が住み着いて以来、各時代において日本の歴史の表舞台に登場してきました。 とりわけ平安時代以降、日本の東西を結ぶ交通の要地として重視されてきた。 一方で大津は、南北に細長い地理的特色を持っている。そのため、各々の地域で、先人たちがそれぞれに異なった歴史と文化を形成し、それがまた大津の歴史と文化をより豊かなものにしてきた。 そこで常設展示は、この歴史的特色を踏まえて、まず地域に焦点を当てた6つのコーナーからなる「テーマ展示」と、大津市全域の歴史の流れを改めて年代順にたどる「歴史年表展示」によって構成した。また、1階には大津の歴史と文化を様々な特徴を様々な角度から紹介するミニ企画展コーナーを設け、年5回程度テーマを設定して展示している。 ※2021年6月11日から、一部作品をのぞき、常設展示室の写真撮影可としています。詳しくは、「常設展示室の写真