大津は、およそ8,000年前の縄文時代に湖辺に人々が住み着いて以来、各時代において日本の歴史の表舞台に登場してきました。 とりわけ平安時代以降、日本の東西を結ぶ交通の要地として重視されてきた。 一方で大津は、南北に細長い地理的特色を持っている。そのため、各々の地域で、先人たちがそれぞれに異なった歴史と文化を形成し、それがまた大津の歴史と文化をより豊かなものにしてきた。 そこで常設展示は、この歴史的特色を踏まえて、まず地域に焦点を当てた6つのコーナーからなる「テーマ展示」と、大津市全域の歴史の流れを改めて年代順にたどる「歴史年表展示」によって構成した。また、1階には大津の歴史と文化を様々な特徴を様々な角度から紹介するミニ企画展コーナーを設け、年5回程度テーマを設定して展示している。 ※2021年6月11日から、一部作品をのぞき、常設展示室の写真撮影可としています。詳しくは、「常設展示室の写真
前売券は、大津市観光案内所(JR大津駅・石山駅・堅田駅前)、大津市民会館、 ローソンチケット(Lコード:57279)をはじめ、京阪津地区の主なプレイガイドで9月15日から11月23日まで発売。 日本仏教の聖地「比叡山」の仏教文化を紹介する展覧会 本年は、当館が開館して25周年という節目の年にあたります。そこで今秋、日本仏教の聖地の一つ、「比叡山」の仏教文化を紹介する展覧会を行います。 大津市と京都市をまたぎ、秀麗な姿をみせる比叡山は、古来より信仰の山として崇拝されてきました。大津に都が造られた7世紀半ばには、山麓に奈良の三輪神が勧請され(日吉大社の大宮・西本宮)、比叡山の神は、近江大津宮(大津京)を守護する役割を担ったといいます。8世紀の『古事記』には、「大山咋神、亦名、山末之大主神、此神者、坐近淡海國之日枝山」と紹介されました。そのような古代において神の坐す山・比叡山に、伝教大師最澄が延
概要 古文書(こもんじょ)は、広い意味では「古くなった文書」のことを指します。そこに書かれているのは、過去の事件や出来事だけではありません。各時代の社会の様子や人々の暮らしも、そこから読み解くことができます。ところが、実際に書かれてある文字は、グネグネしていて、内容も断片的で難解です。読めない、わからない、難しいだらけの古文書たち。展覧会でも地味な存在で、スルーされてしまいがちな古文書たち。 でもでも、よく考えてみてください。みなさんが小学校や中学校、高等学校で学んできた日本の歴史の多くは、こうした古文書や歴史資料に基づいて明らかにされてきたものばかりです。しかも、雄大な山々と琵琶湖に抱かれた湖都大津は、しばしば歴史上の舞台となり、それらに関わる古文書がたくさん伝わっています。特に、延暦寺や園城寺、西教寺、石山寺などの諸寺院、坂本・堅田・瀬田・大津百町などの大津市内の各地域に伝わる古文書は
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く