あとを絶たない自転車が関係する交通事故を減らそうと、警視庁は、都内の22の幹線道路に自転車の走行位置を表示する「自転車ナビルート」を新たに整備しました。 警視庁によりますと、去年、都内で起きた人身事故のうち、自転車が関係する事故は全体の32%を占め、全国平均よりも14ポイントほど高く、都内は自転車の事故の割合が高い状況となっています。 このため、警視庁は「青山通り」や「山手通り」など、都内の22の幹線道路の合わせて340キロの区間に自転車ナビルートを新たに整備しました。 10日は整備が完了したことを受けて、杉並区の交差点で交通指導が行われ、警視庁の担当者らが、自転車の利用者が車道で自転車ナビルートの上を走っているか確認したり、歩道を走っている自転車には車道の上を走るよう呼びかけたりしていました。 警視庁交通規制課の椎名啓雄都市交通管理室長は、「自転車は車道の左側を走行し、歩道を走行する場合
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